真夏の祭典リオオリンピックの全競技が終了した。
開催前は治安やジカ熱などいろんな不安要素が飛び交っていたが、大きな事件もなく終了し関係者も一安心だろう。
そんな中、日本は過去最高の41個のメダルを獲得。
だがこんなに取り過ぎて東京は大丈夫という不安の声も。。
メダル獲得数
国別メダル獲得数
日本のメダル内訳は金12、銀8、銅21。
国別ランキングでは、6位。5位のドイツとは1個差。
アメリカ、イギリス、ロシア、中国というメダル大国に次ぐ存在になっている。
特に今回のリオオリンピックでは、普段なら獲得できないような種目でメダルを獲得している。
カヌー、テニス、卓球男子、バトミントンの金、400メートルリレーの銀など。
今まで世界には通用しなかった種目で日本人が活躍できることを証明した形になった。
一方のお家芸も大復活。
柔道は男子は全階級でメダル獲得。
レスリング女子は5階級でメダル獲得。
元々強かった分野がますます強さを増し、さらにいろんな競技でトップを狙える位置に来るようになった。
んがしかし、地元東京でもこの勢いを維持できるのだろうか?
東京での不安
東京オリンピックでは、今回メダルを獲った大エース2人がいなくなる可能性がある。
体操の内村航平とレスリングの吉田沙保里。
内村航平は、個人総合2連覇、団体金メダルとフル回転の活躍を見せたが、コメントの端々から今回が最後というようなニュアンスを匂わせている。
個人総合では大激戦の末ベルニャエフを逆転したが、もうこれからはベルニャエフにはかなわないという弱気な発言もあったが、正直もう身体がボロボロなんだろう。
自分を犠牲にして大車輪となって活躍したエースを東京まで・・・と無理やり引っ張る訳にはいかない。
吉田沙保里も今回が最後のオリンピックと常々言っていたが、今回の敗戦で心は変わるのだろうか?
ただ絶対女王が絶対じゃなくなってしまい、もしかしたら心が折れてしまっているかもしれない。
長年日本を背負い続けた来たんだから、今は次のことは考えずゆっくり考えればいいだろう。
そんな精神的支柱を欠いた状態で、日本は東京でも活躍できるのか?
次世代への期待
とはいえ次世代がいきなり結果を出しているのも日本の強み。
女子レスリング金メダルの土性沙羅や登坂絵莉は20代前半。
400メートルリレーのケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀も20代前半。
卓球女子の伊藤美誠に至ってはまだ15歳。
大エースが抜けても次世代は確実に育っている。
となれば東京オリンピックで更なる大躍進も期待できるかも知れない。
日本の真裏に位置するリオでもこれだけ盛り上がったオリンピック。
東京で開催されたらどんな盛り上がりになるのか?もう今から4年後が楽しみで仕方ない。