ついに巨人若手投手陣期待の星宮國椋丞が大きな花を咲かせようとしている。
オープン戦でも結果を出し、2軍戦でも圧巻の完封勝利を見せてくれた。
今のところ先発ローテーションは、マイコラス・田口・大竹・菅野・内海・吉川の6枚が決まっている。
とはいえ、大竹、吉川あたりはまだまだ安定感がないため入れ替えの可能性は十分ある。
伸びきれなかった24歳宮國椋丞がついにローテーションの一角に入り込んでくれるのか?
宮國椋丞
沖縄出身のプロ野球選手
宮國椋丞は沖縄県の糸満高校出身。
そう日本で最も南にあるリゾート地沖縄県からやって来たプロ野球選手なのだ。
これはあくまでも個人的な見解なのだが・・・どうも沖縄出身の選手というのは大成しないイメージがある。
ニューヨークヤンキースでも活躍した伊良部秀輝の例はあるが、伊良部がダルビッシュや田中将大クラスだったかと言われれば疑問だ。
松坂世代の剛球王新垣渚もエースになりきれず終わってしまった。
興南高校を甲子園優勝に導いた島袋洋奨もプロ入り後に伸び悩んでいる。
なぜ沖縄出身の選手は伸びきれずに終わってしまうのだろうか?
それはやっぱりなんくるないさーの国、チュルチュルランドで生まれ育ったからなのだろうか?
昔からよく言われる。北国の人達は食べ物も生育しない。冬は雪に囲まれ身動きできなくなる。
だから生活の知恵を働かせて、作物を効率的に育てたり、保存食の技術を高めたりして工夫して暮らしている。
一方南国の島国はそんな心配は一切ない。
食べ物なんか育てなくても、周りを見渡せばいくらでも食べられる草花は生育している。
寒さの対策なんてする必要はない。生活するのに工夫なんてする必要はない。
深く悩む必要なんて無い。苦しくなったらなんくるないさーで乗り切れるのだ。
なんくるないさー。すごくいい言葉だ。都会の喧騒に揉まれて、日々ストレスと戦っているビジネスマンは、苦しくなったら心のなかで呟けけばいい。なんくるないさー。
だが、プロ野球選手となるとなんくるないさーだけじゃやっていけない。
他人が休んでいる時こそチャンス。コツコツと人が見ていない時にトレーニングや練習を繰り返した人達だけがスターダムにのし上がる事が出来る。
自分を戒めストイックに過ごしてきた奴らだけ、一握りの努力家達だけがビッグになれる世界だ。
ストイック・・・この言葉がどうしても南国には馴染まない。
宮國椋丞も例に漏れずストイックとは無縁の男だ。
南国出身らしい濃い目のイケメン。そこそこの成績しか残していないが、女性ファンからは坂本勇人や小林誠司に次ぐくらいの人気を集めている。
それほど努力しなくても、そんなに成績を残していなくてもチヤホヤされる。だから尻に火が着かなかったのだろう。
今シーズンオフ、同僚のイケメンキャッチャー小林誠司は、阿部道場に叩き込まれ坊主頭になり、パワハラまがいのシゴキを体験した。
その結果はいきなり現れ、なんと侍ジャパンの正捕手にまで駆け上がってしまった。
南国のイケメン戦士宮國椋丞。本気になるなら今しかない。なんくるないさーじゃ厳しいプロの世界は乗り切れない。
宮國椋丞は本当の本気になってくれた時、菅野・田口・宮國の若き20代の三本柱が形成される。
今年こそ本気になってくれ!なんくるないさーの精神を今こそ解き放ってくれ!