北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹が、雪道でスリップ事故をおこした車から男性を救助したんだそうだ。
雪道で横転事故を起こしてしまうと、救助がなければ命にかかわっていたかもしれない。
やはり持ってる男は何かが違うということを痛感させられた事件だ。
斎藤佑樹は持っているのか?
スター性
一歩間違えば人名に関わっていたかもしれない場面に出くわして、しかも救助に成功するなんて、あなたの人生であっただろうか?
筆者は一度バイクで転倒し、自身のバイクに下敷きになっていた男性を救助した事があるが、その男性いわゆる立ちごけ状態だったようで、事故って転んだ訳ではない。
近所の交番に駆け込み警察の方にも助けをお願いしたが、警察が事情を聴取したところどうやらその男性飲酒していたらしい。
酔っ払ってバイクに乗ろうと思って立ちごけし、半分寝てたようだ。人命救助とは程遠い。
人名救助のシーンにかけつけ、さっそうと人を助ける。これはまさにスターに与えられた宿命だ。
それを証明するように、今回スポーツ新聞の一面になったのは「斎藤佑樹が人命救助」という文字だけ。
同乗していたのは同じ日本ハムで早稲田の後輩有原航平。
有原は昨年の新人王で、今年もローテーションを守り抜き11勝を上げたエース級の投手。
そんなエースを差し置いて一面を奪うあたり、斎藤のネームバリューはまだまだ健在ということを見せつけた。
息抜きくらいは認めよう
今年は本業以外でメディアに取り上げられる回数の多かったハンカチ王子。
そして今回の事件も、斎藤佑樹と有原航平が美瑛町の人気観光スポット「青い池」に向かっている最中に発生した。
となるとネットでは、斎藤の人命救助をフォローしつつも、オフに遊んでる場合じゃねーだろ!もっと練習しろ!と厳しい批判の声が飛ぶかもしれない。
ぶっちゃけ筆者も一瞬そう思ってしまったw
ゴルフやったり観光地巡りしているヒマがあるのなら、大谷翔平のようにストイックに・・・なんて事も考えてしまうが、もう今更よそう。息抜きぐらい許してあげようよ。
だいたい入団当初からストイックに自分を追い込めているようなら、プロ入りから6年こんな立ち位置で止まっているような選手ではいないだろう。
さすがの斎藤佑樹でも今年これからさらなるビッグニュースを提供することは無いだろう。
注目なのは契約更新くらい。どの程度のダウン提示を受けるのか?球団はどの程度温情をかけてくれるのか?
今のところ戦力外という話はないようなので、来季も戦力として計算されている。
二桁勝利なんて鼻で笑われるかもしれないが・・などと謙遜しなくてイイ。来年こそは北の大地のエースとして・・いやエースにまでならなくていいから、一軍でなんとか爪痕を残してくれ。
みんな期待してるんだからさ。