2016年11月2日ついにこの時がやってきてしまった。
巨人軍の未完の大器大田泰示が北海道日本ハムへトレードされることになった。
交換相手が誰だとか関係なく、大田泰示が主力になれなかった寂しさだけが込み上げてくる。
巨人から事実上の戦力外通告。原イズムを継承するはずだった大砲の気持ちはいかに?
大田泰示トレード
2対2のトレード
久しぶりに体中に電流が流れるような衝撃。大田泰示が北海道日本ハムへのトレード通知。
巨人からは大田と公文克彦投手、日本ハムからは吉川光夫投手と石川慎吾外野手の2対2での交換トレード。
日本ハムの吉川は2012年14勝5敗という好成績を残しMVPに輝いた好投手。
今シーズンは終盤抑えのマーティンの欠場により急遽クローザーを任されるなど、日本ハムの左のエース級の投手だが、ここ数年は一時の輝きは失っている。
一方の大田泰示は、今シーズン交流戦で大谷翔平から先頭打者ホームランを放つなど長打力が魅力の若き大砲。
しかし、毎年期待されながらもブレイクする事は出来ず、1軍と2軍を行ったり来たり。
大田はまだ本気を出していない!のかとずっと思っていたが、結局巨人では本気を出さないままトレードで移籍してしまった。
日本ハムとのトレード
巨人と日本ハムは、以前後楽園から東京ドームと本拠地をシェアしてた影響なのか?頻繁にトレードが行われる。
一昔前はマイケル中村と二岡智弘が2対2の交換トレード。
昨年は矢野謙次と矢貫俊之がこちらも2対2の交換トレード。
しかし日本ハムとのトレードは最初は得したと思わせておいて、いつも損している感じがする。
マイケル中村は日本ハムでクローザーを務めていたが、巨人では輝きを見せることが出来なかった。
一方の二岡は、スキャンダルを嫌われて放出された形となったが、晩年は代打の切り札として十分活躍していた。
矢野謙次も日本シリーズに出場していたが、貴重な右の代打として戦力になっている。
一方の矢貫俊之は、2年と持たず戦力外通告。
今回の吉川も一見活躍してくれそうな気がするが、ここ数年はパッとしない。
ということは、移籍先でついに大田泰示が輝く日が来るのか?
大田泰示へ
大田泰示よ!オレはずっと君が巨人の4番にどっかと座る事を期待していたよ。
3番坂本、4番大田、5番阿部、6番村田こんな打線が理想だったんだよ。それもついに叶わずに終わってしまったな。
しかし、そろそろ本気を出していいんだよ!
もう実力を隠す必要はないんだ。
東海大相模の先輩原辰徳は、もう巨人にはいない。原監督の影におびえる必要はないんだよ。
松井の背番号を押し付けられさぞかしプレッシャーがきつかっただろう。
でももう55番の重圧に打ち勝つ必要はないんだよ。数年前から44番だったが。
恐らく日本ハムは陽岱鋼がFA移籍するため、大型の外野手を探していたんだろう。
そこにマッチしたのが大田泰示。そう君なんだよ!
大田ならやれる!レギュラーで使わなかった巨人を必ず見返してやることが出来る!
大田のサクセスストーリーはここからだ!
中田から4番を奪い取り、北の大砲として君臨したまへ!
さようなら大田泰示。