そろそろ提出されるであろうFA移籍の人的補償に伴うプロテクトリスト。
一体誰がプロテクトリストから外れるのか?巨人ファンの思いは複雑だ。
早いとこ結論を出してほしいんだけどなぁ。。
最後の1枠は?
今村信貴は?
今の巨人の選手を見ると、大体25人くらいまではプロテクトしたい選手は決まっている。
だがその後が難しい。26人目、27人目。このあたりはDeNAと日本ハムのチーム事情を考慮しながらのリスト提出になるんだろう。
そして最後の1枠に残るか?残らないか?の当落線上にいる男、それが今村信貴だ。
今シーズン、手薄なローテーションを急遽任されることになった今村。
2011年ドラフト2位で入団した高卒の若きサウスポーだが、今シーズンはまずまずの結果を残した。
16試合に登板し、3勝4敗防御率5.59。
まだまだ伸びる要素はあるし、評論家からの評価も高い。
曲がりなりにもシーズン途中までローテーションを守った投手だけに、巨人としてはプロテクトリストに入れたいところ・・なんだろうが、伸び代はどうなんだろうか?
キレのあるストレートは、初速と終速の差が少なく、打者からは打ちづらいという評価もある。
だけど今シーズンの投球を見る限り、いかんせんスピードが足らな過ぎるんじゃね?!
同じタイプの杉内は140キロ台そこそこのストレートで普通に空振りを取れるし、打者をつまらせることが出来る。
だけど今村のストレートは、気持ちいいくらいキレイに弾き返される。
仕方なく変化球に頼るが、ストレートに怖さが無いため、キッチリ見送られ、カウントを悪くする。そして甘く入ったストレートを捉えられる。
ビッグイニングを提供する機会も多い今村。ぶっちゃけ杉内のような存在になれるか?となると大きな疑問が残ってしまう。
他の投手との兼ね合い
んじゃ誰を残す。
今村と当落線上で争うのは、西村健太朗、江柄子裕樹、長谷川潤、平良拳太郎。
もし自分が今村、西村、江柄子、長谷川、平良の5人のうちどの選手を選ぶ?と聞かれたとしたら・・・めっちゃ悩むが今村と答えるかもしれない。
西村はピークを過ぎた感がある。江柄子は2軍で好成績を上げたがもう30歳。長谷川、平良は伸び代は感じるがまだ未知数過ぎる。
今村の場合、1軍で結果も残している。さらに疑問はあるが伸び代は感じる。てかまだ22歳。
そんな目線で見てみると最後の1枠を勝ち取るのは今村信貴が妥当なのかもしれない。
今村のピッチングスタイルだとゲーム終盤の緊張した場面でのリリーフとしては使いづらい。
となれば先発タイプ。ただ来季のローテーションは激戦区。
この激戦区はあのヘナヘナストレートでは乗り切れない。
オフにしっかりとトレーニングを積み、杉内のようなキレを身に着ければ覚醒する可能性はある。
やっぱり今村はプロテクトしたいなぁ。