イ・ボミがツアー19勝目日本で輝く韓国ゴルフ強さの秘密


華やかにリオオリンピックが開催される中、ひっそりとツアー4勝目を挙げたイ・ボミ。

これでツアー通算19勝目。

なぜイ・ボミは日本でこれだけの強さを見せ、輝き続けることが出来るのか?

イ・ボミって

韓国ゴルフ

日本の賞金ランキングでぶっち切り状態のイ・ボミだが、リオオリンピック韓国代表には選ばれなかった。

イ・ボミの世界ランキングは、韓国勢としては当時8番手だったらしい。

男子プロでも昨年の賞金王はキム・キョンテ。

つい先日行われたPGAツアーウィンダム選手権でも21歳の金シウが優勝。

韓国ゴルフどんだけなんでしょうか?

韓国では国レベルで育成システムが有るらしく、子供の頃からその育成プログラムに組み込まれ、その中でもエリートだけが世界に羽ばたく。

もう日本のジュニアとはシステムの整備具合が段違いだ。

これでは日本のゴルフツアーは、韓国勢の草刈り場になってしまっても文句の言いようがない。

イ・ボミの魅力

しかしそんな韓国勢の中でも一際輝きを放っているのがイ・ボミ。

昨年は男子プロの伊澤利光が記録した年間獲得賞金額を上回る賞金を獲得。

今年もこれまで2位に4000万円以上の差をつけてぶっち切り状態だ。

そんなイ・ボミは何が凄いのか?

スイングが凄い

アマチュアがイ・ボミのスイングを見るとうっとりと見入ってしまうほど美しい。

軸が全くブレず力みがほとんどない。

それなのに飛距離もしっかり出る。

あのスイングであれだけの距離が出るんだから、恐らく体幹が物凄く強いのだろう。

努力が凄い

やはり2年連続で頂点を極めようと言う人は、それだけ努力の量も桁違い。

子供の頃かみんなが休んでる時も練習を続けていたそうで、その努力は今も続けているのだろう。

美しい

アスリートなので容姿は関係ないといえば無いんだけど、やっぱりイ・ボミは美しい。

他の韓国人ゴルファーも美人は多いのだが、イ・ボミは日本人に受ける可愛さなんだろう。

韓国というと整形大国なので、イ・ボミも・・・という話もあるが、まぁそんな野暮な話はやめておこう。

可愛いんだから細かいことはイイじゃないか。

日本の文化に順応しようとする努力

技術よりも容姿よりもイ・ボミが一番すごいのは、日本の文化に順応しようとする努力。

日本語での受け答えも全く問題ないほど日本語を勉強している。

日本向けのマナーや日本人に愛される努力を怠らない。

ファンのオジサン達にもいつも笑顔で接し、握手やサインを決して断らない。

そりゃあの笑顔で愛想よく手を振られれば日本のオジサン連中はメロメロだ。

先日優勝したトーナメントでは、優勝争いは全美貞、大江香織と3人のプレーオフに持ち込まれた。

通常ならこの組み合わせであれば日本人ゴルファーだけに声援が集まるところだが、イ・ボミは日本人に負けないくらいの声援を集めていた。

もう日本人以上に愛される存在になっている。

これだけ強く美しく、そして日本人に愛されるゴルファーは今後なかなか出てこないだろうね。