霊長類最強女子吉田沙保里が、決勝でまさかの敗退を喫しオリンピック四連覇達成は成らなかった。
昨日伊調馨が四連覇を達成したばかりで、もちろん吉田沙保里も続くだろうと日本中の誰もが期待をしていたが、やはりオリンピックはそれほど簡単ではない。
とはいえ銀メダルを獲得。四大会連続でメダルを獲るだけで偉業なんだから、彼女の価値は何一つ変わらない。
オリンピックとレスリング
吉田沙保里が最強説
リオオリンピックでは残念ながら決勝で負けてはしまったが、今でも吉田沙保里が人類最強だと信じて疑わない。
四連覇を達成した伊調にしても吉田沙保里に勝てなかったため階級を変え、その後世界のトップになったことは有名な話。
そうみんな吉田から逃げる形で世界のトップになっていった。
とゆー事は、レスリングには無差別級という階級はないが、無差別級があれば吉田が全員を倒していたのかもしれない。
それほど彼女の功績は偉大なのだ。
レスリングは除外候補
思えばレスリングは2020年からオリンピック種目の除外候補になっていた。
もしレスリングがオリンピック種目から除外されていたら、このリオオリンピックが最後になっていたかもしれない。
んがしかし、レスリングのような種目がオリンピックから除外されてしまったら、競技人口は格段に減ってしまうだろう。
野球やサッカー、テニスやゴルフのようにプロ競技として確立しているスポーツは、オリンピックが無くたって大きな問題はない。
もちろんゴルフにしても野球にしても近年競技人口の低下に悩んでいるスポーツではある。
それでもプロ選手として成功すれば、ビッグマネーを手にできる華やかな競技であることは間違いない。
一方レスリングの場合そうもいかない。
元々マイナーな競技だけに注目されるのは、やはりオリンピックが中心になる。
吉田や伊調のようなスーパースターが出てくることで、日本の競技人口も増えてくる。
なので個人的には、野球やゴルフをオリンピック種目として採用するよりも、レスリングやシンクロのようなプロ競技の確立していない種目を積極的に採用して欲しいと思っている。
吉田沙保里の東京オリンピック
さすがに最強女子吉田沙保里もリオ五輪を最後のオリンピックと決めて望んでいるようだ。
年齢は33歳。
なでしこジャパンで活躍した親友の澤穂希は引退、結婚、妊娠と女性の喜びを謳歌しようとしている。
プライベートでは肉食女子らしい吉田も、競技生活はここで一段落をつけ女性らしい生活を歩みたいのだろう。
となれば東京オリンピック出場はまずないはずだ。
でもでも5大会連続メダル、いや東京オリンピックでは金に返り咲くサクセス・ストーリーも見てみたい気持ちもある。
とはいえ、これから4年という時間は想像以上に長い。
今のようなハードワークを続けるのは困難を極めるだろう。
ここまでレスリングのレジェンドになった女性の判断に、誰も口出しすることは出来ない。