スコット・マシソンは巨人にずっといて欲しい助っ人外国人


活躍する外国人はずっと球団にいて欲しいと願うもの。

一昔前ならラミレスとかクロマティ。

他の球団ならバレンティンとかバースとか。

古い選手もチラホラいるのは年齢的なものなので仕方ない。

そして今、ずっと巨人にいて欲しいと思うほど愛してやまないのがスコット・マシソンだ。

スコット・マシソンって?

メジャーでは?

マシソンはメジャーでの実績はほとんどないが、各球団の外国人スカウトの間ではかなり評価が高かったらしい。

そんなマシソンが来日したのは2012年。

身長190センチを超える長身から繰り出されるストレートはとにかく力強い。

ほとんどが150キロ台後半で、しかも角度があるからストレートを待っているところにストレートが来ても、なかなか打たれないほどの球威に度肝を抜かれた。

んが、やはり外国人特有のセットポジションに悩まされた。

来日早々は、フォームも固まらず、制球も定まらなかったが、ほとんどストレートだけで乗り切れる程の球威を彼は持っていた。

登板数の増加

山口と共に巨人のブルペンを支え続け、もう3年連続60試合以上登板している。

今年はシーズン開幕当初先発への転向?という話もあったが、チーム事情によりセットアッパーへ。

なのに全く文句も言わずに黙々と投げ続け、現時点で既に40試合以上登板している。

このペースで行けば今年も間違いなく60試合以上登板してくれるだろう。

真面目な性格

かつてこんな真面目な外国人助っ人はいただろうか?

審判にボールを投げつける危ないピッチャーとか、開幕から打たれ続けて浅草で観光していたダメ外国人とか、今考えればロクな奴がいなかった。

しかしマシソンは来る日も来る日もブルペンに入り、一番苦しいシチュエーションで出てきてキッチリと仕事をこなす。

まぁたまにストレートも上ずり、変化球もすっぽ抜け、フォアボールを連発し試合を壊すこともある。

でもそんなことはご愛嬌と思えるほどの優良外国人なのは間違いない。

マシソンがいなければ、マッスルストッパー澤村がここまでの安定感を見せることも無かったかもしれない。

困った時、苦しい時いつもあの大巨人セットアッパーが助けてくれる。

彼が母国に帰るなんて言わせないように、読売グループを上げて守ってあげて欲しい。