10/4 阪神タイガースとの直接対決に勝利し優勝マジックを17と順調に減らし、ゲーム差は13.5まで広がった。
まさにセ界独走状態を築き上げている2020年の巨人軍。
しかし、一方で球団は来期に向けて大胆な血の入れ替えを公言している。
同窓状態の中で光と影。
実力の世界なんだよなぁ。
「巨人」大量リストラへ 「岩隈」「野上」は確定?戦力外になりそうな選手の実名(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/y7d3j4FyIP— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) October 5, 2020
まさに光と影、実力の世界では力で己のポジションを勝ち取るしかないということ。
非常に悲しくもあるがコレが現実。
今からシーズンオフ、リストラされる選手を予想してみたい。
2020年ジャイアンツ リストラ予想
投手部門
2020年10月5日時点で支配下登録されている投手は34人。
その中でリストラ候補になる投手は・・・
岩隈久志
真っ先に名前が上がるのは岩隈。
近鉄のエースから日本のエースにまで登りつめ、NPB107勝、MLB63勝を上げた大投手。
だが巨人へ入団して2年間1度も1軍のマウンドには立てていない。
WBCを一緒に勝ち抜いた原監督としては、なんとか復活を期待したいところだろうが、39歳という年齢を考えれば上がり目は考えずらい。
自由契約という形ではなくキレイな花道を用意した引退という形式を取れればよいのだが。
野上亮磨
西武ライオンズからFAで獲得した野上も厳しい状況に立たされている。
巨人移籍後、一時はローテーションの一角として機能したこともあるが、結果としては2年間で5勝しか記録できていない。
昨年、アキレス腱断裂という大けがをしてしまったが、今年はなんとかファームの試合に戻れるようにはなったが、1軍での登板はなし。
コレといった武器もない野上が来季の契約を勝ち取るのは難しいだろう。
藤岡貴裕
かつて巨人の菅野、広島の野村と並び大学ビッグ3と呼ばれ鳴り物入りでプロ入りした藤岡。
しかしロッテで結果を残すことはできず、日本ハムへ移籍。
日本ハムでもくすぶっていた藤岡が、同級の菅野がいる巨人に移籍して一皮むけるか・・・
と、期待されたが1軍に帯同したのはシーズン当初だけ。
勝ちパターンに組み込むことができず、若い大江、楽天から移籍の高梨に左のリリーフの座を奪われ、今は2軍が定位置になってしまっている。
ストレートのキレは悪くないんだからと期待したい部分はあるのだが・・・かなり厳しい状況なのは否めない。
戸根千秋
2014年にドラフト2位で入団した戸根も今年は1軍での登板はない。
類まれなる肉体を見込まれ今年はバッターとの二刀流に挑戦してはいるが、正直結果を待つほどの時間は与えられないのではないだろうか?
ただ戸根の場合は、打者として覚醒する可能性はゼロではないはずなので、育成での再契約を打診されるのでは?
田原誠次
貴重な右のサイドスローの田原も窮地に立たされている。
2016年には64試合に登板し4勝14ホールドと巨人の中継ぎには欠かせない投手に成長したが、今年は1度も1軍に呼ばれることがない。
個人的には好きな投手なので、巨人では活躍の場がないのならどこかの球団で・・・という思いもあるが、トレードの声がかからないということは、そうゆうことなんだろう。
N.ディプラン
育成契約から見事支配下を勝ち取ったディプランだが、1軍で結果を残すことはできていない。
2軍でも圧倒的なピッチングをしている訳でもなく、シーズン開幕前に練習試合でも打ち込まれるシーンは多かった。
若手と呼ぶには厳しい年齢のため来季の契約は厳しいとみられる。
野手
巨人の野手は、捕手が5人、内野手17人、外野手13人の合計35人が登録されている。
まず捕手は、小林・炭谷・大城の現1軍メンバーに加え岸田と山瀬しかいないので対象外。
吉川大幾
2010年中日にドラフト2位で指名された大型内野手だったが、2014年いろいろな噂も上がり戦力外通告。
その吉川に救いの手を差し伸べたのはジャイアンツ。
巨人ではある程度の爪痕は残すことはできたが、レギュラーには定着できない1軍半の選手のままここ数年過ごしている。
守備力も高く複数ポジション守れるユーティリティ性は貴重ではあるが、同タイプの増田、若林の台頭もあり来季の契約は難しいのではないだろうか?
山本泰寛
2015年慶応大学からドラフト5位で入団した山本。
昨年、吉川尚輝の故障後みごとにその穴を埋め、一時はレギュラー獲得か?と思われたが、調子が長続きせずに失速。
徐々にポジションは若林へと移行され、今年は完全にセカンドのレギュラーは吉川尚の元に渡ってしまった。
しぶとい打撃は魅力的だが、レギュラーセカンドとしては物足りず、ユーティリティは他にいる。
となると立ち位置が厳しいのは言うまでもない。
立岡宗一郎
ソフトバンクから移籍してきた立岡もも30歳。決して若手とは言えない。
2015年に91試合に出場し規定打席未到達ながら打率3割を残したが、その後日ハムから陽、カープから丸を補強するなど分厚い外野陣に跳ね返され結局レギュラーを取るまでには至らなかった。
シーズン終盤にきて1軍に帯同はしているが、よほどアピールしない限り契約継続は厳しいだろう。
G.パーラ
最後はちょっと大穴ではあるがパーラの名前を挙げてみた。
バリバリのメジャーリーガーとして来日したパーラ。
オープン戦、練習試合ではホームランが出ず非力感が否めなかったパーラだが、阪神との開幕3連戦でまさかの大爆発。
やはりメジャーリーガーは格が違う・・・と思わせてくれたが、その後のパーラの働きぶりはぶっちゃけ期待ほどの活躍ではない。
守備もうまく、マジメで明るく、そしてシャークダンスなど貴重なキャラクターではあるが、ドラ1で即戦力外野手の指名を予定している状況からすれば来季の契約は安泰ではないかもしれない。
まとめ
以上10選手を挙げてみたがもちろん上記の選手が残る可能性もあるし、他の選手が契約を解除される可能性もある。
いずれにしろプロの世界というのは厳しい世界だということだ。
あくまでも個人的な見解のため苦情等は受けかねます。