巨人の次期監督は選手の酒癖チェックが出来なきゃダメなのか?


山口俊の事件は段々真相が明らかになってきた。

酔っ払って病院に行って暴れたようだが、元々山口俊は酒癖悪かったらしい。

山口俊の父親は元幕内力士の谷嵐。相撲取りといえば大酒豪の集まり。その遺伝子を受け継いでしまったんだろうが、酒に飲まれてはいかんよ。

監督の目利き

酒癖チェック

中日の森繁和監督が選手を獲得する際、事前に数回食事に行き酒癖の悪さをチェックしているということが話題になっている。

ふだん何でもない選手でも、酒が入ると人が変わるってのはいるね。オレは必ず(獲得する前に)一回、二回はメシに行って、必ず酒を飲ませる。ベロベロに酔っても、しっかりしてるヤツじゃないとダメ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170719-00000004-jct-ent

深い話だ。もし山口俊とも事前に何度か食事に行って酒を飲ませていればこんな事態は避けられたのだろうか?

確かに酒癖の悪さって人生を左右するほど大きいものなのかもしれない。

かつて筆者の同僚に強烈に酒癖の悪い男がいた。

その男は、身長も大きくなく童顔で男から見ても可愛いと思うような爽やかなイケメン。

当然女性からの人気も高く、会社内でもアイドル的な存在だった。

そんな爽やか系イケメンの彼だが、唯一の欠点が酒癖の悪さ。

沖縄出身の彼が好んで飲むお酒は当然泡盛。

最初は楽しく飲んでいるのだが、彼の口から「今日楽しいねぇ~」という言葉出た途端一気に場の空気が変わる。まさにジキルとハイド。突如として劣悪な人格が現れてくるのだ。

今まで楽しく飲んでいた彼の口から「おいそこのハゲ」だとか「そこのブスあっち行け」だとか、豊田議員も真っ青になるほどのパワハラワードのオンパレード。

それだけならまだいい。上司も、女子も、友人も、それどころか他人にまで辺り構わず絡みだす。

時には肩を思い切り叩いてきたり、時には手首を捻り上げたり、時には胸ぐらを掴みだしたり、時には髪の毛を引っ張ったり。まさに大暴れのあばれる君。

そしてそのうち店から飛び出し、外でナンパを始めたりする。もうこうなるとどうしようもない。このままでは被害が大きくなるため酒席を途中で切り上げる。

まだ飲み足りず納得行かない様子のあばれる君を無理やり駅に連れていき帰宅させようとするが、駅の階段を全速力で駆け下り転げ落ちたり、バッグをブルンブルン振り回したり、大声で叫び出したりする始末。

やっとの思いで電車に押し込むが、果たしてちゃんと帰れたのやら。

すると翌日そんなあばれる君から電話が入る。てっきり昨夜の暴挙の謝罪かな?と思いきや「オレのバッグどこやったんすか?」と逆ギレして聞いてきた。どうやらバッグを電車に忘れてきたらしい。どうしようもない男だ。

そんなあばれる君は、ある日重要なデータが入っていたパソコンと携帯電話を飲んだ勢いで紛失してしまい、会社に多大なる損失を与えることになった。

酒癖ってそれだけ人生を左右する大事な事だったのだ。山口俊の事件の一報を聞いた時、ようやくその大事さを思い出した。

山口俊はどうなるのか?

今のところ山口俊は1軍登録を抹消され自宅で謹慎処分となっているらしい。

いくつかの報道によると現在報道されている情報と事実との食い違いもあるようだ。

もしそれほど大事に至ってないのであれば、最悪の解雇という選択肢は免れるのかもしれない。

とはいえ、山口俊が巨人軍に与えたダメージは計り知れない。

球団史に大きな汚点を残した賭博事件の話題もおさまり、ようやく球団のイメージも回復し始めていたタイミングでの不祥事は正直受け入れがたい。

しかもチームは低迷している。山口自身FAで移籍してきたというのに本来の力を発揮できていない。さらに事件を起こした現場から逃げ出し、さらにその数日後またコリもせず飲みに出かけたらしい。

ここまで酷いとは・・・球団関係者も巨人ファンも完全に失望してしまっている。

この汚名を返上するのは並大抵ではないだろう。

山口俊の処分はどうなるのか?今後の選手生命はどうなるのか?酒に全てを飲み込まれてしまったのであれば、愚かとしか言いようがない。

そしてこれから巨人の監督になるのなら、選手の酒癖チェックが必須になるのかもしれない。