今日は1年以上続いた大規模プロジェクトの打ち上げだ。
苦しい日々を共に過ごしてきた戦友たちとの宴は否応なく盛り上がる。
時を忘れただただバカ話に花を咲かせた。最高の時間だった。
楽しい時間は過ぎ、ふと気づいた今日は何の日?あっそうだ!今日は交流戦の開幕戦じゃん。
巨人の先発はエース菅野、いくら好調楽天でもそうそう打ち崩せないだろ~とスマホのプロ野球速報に目を向けるとスコアは13対5。
おっ菅野が5点も取られたのか?とよく見てみれば5点頑張って取ったのは貧打の巨人。菅野が許した失点はなんと8。おいおいマジかよ。。
何が最強なんだ?
最強の格闘技とは?
一昔前、最強の格闘技とは何なのか?という議論が格闘技好きの中で話題になった。
空手なのか?ボクシングなのか?キックボクシングなのか?柔道なのか?柔術なのか?
そんな数ある格闘技。でも格闘技通が最強と謳うのは「相撲」だった。
だって相撲取りに空手の蹴りなんか効かないだろ?ボクシングのパンチなんて屁でもないし、柔道で投げられる訳がないし絞め技なんてそもそも出来ねーじゃん。立ち合いの圧力で他の格闘家なんてみんな木っ端微塵だよ。
そんな声が上がる中、人の大横綱が総合格闘技のリングに立った。曙太郎。
第64代横綱、身長2メートルを超えるハワイ出身の曙は圧倒的なパワーで相撲界を席巻した。
あの曙のパワーは格闘技でも通用するのでは?いやもしかしたらメチャメチャ強いんじゃ?多くの格闘技ファンにそんな期待を抱かせた。
曙の対戦相手は、人間離れした筋肉の鎧を身にまとったビースト、ボブ・サップ。
スモーパワーは、総合格闘技を飲み込んでしまうのか?
と思っていたのも束の間、リングにカエルのような姿で無残に葬られたのは元横綱曙だった。
相撲が1番強い。そんな格闘技通の幻想はその瞬間脆くも崩れ去ってしまったのだ。
セ・リーグのエースは?
セ・リーグの野球はパ・リーグにどこまで通用するのか?
セ・リーグのエースはパ・リーグNo1打線にどこまで通用するのか?
毎年行われている交流戦だが、始まる前はいつも気になるもの。
だが巨人の先発はエース菅野。
ここまで防御率1点台。3連続完封勝利という離れ技をやってのけ、目下ハーラートップの6勝を上げているド柱。
春のWBC決勝では、優勝したアメリカ相手に堂々たるピッチングを見せてくれた巨人、いやセ・リーグ、いや日本のエースに登りつめたエース菅野だ。
そんな菅野がいくら調子いいとはいえ、楽天打線に通用する?とかそんなレベルではないはずだ。好調楽天打線でも子供扱いしてしまう。それほど突き抜けた存在のはずだ。
しかし現実は甘くない。珍しく打線が奮起し見事に逆転してくれたのに、楽天打線の勢いにまんまと飲み込まれてしまった。
菅野すら通用しないのか。。それじゃこの後誰が投げればイイんだよ。
今日は吉川・・・明日は桜井?・・・、無理に決まってるやん!!しかも3戦目則本だし。
出だしで大きく躓いた交流戦。ここで巻き返さなきゃイケないのに、もうお先真っ暗。
巨人ファンは、これから何を信じて観戦すればイイのだろうか。。。