今シーズン、チームを挙げて育成を誓った未来の大砲候補岡本和真。
打率227、打点は2、ホームランは残念ながら0本。
史上最弱と言われるジャイアンツ下位打線の中心を担ってきた岡本和真だが、やっぱり我慢しきれず一旦2軍への降格を言い渡された。
まぁ仕方ない。首位広島を追いかけるためには育成どころの騒ぎじゃない。これ以上話されちゃうと、また去年の二の舞いだよ。
てことで交代要員として白羽の矢が立ったのが橋本到。橋本かぁ・・・。橋本なのかぁ・・・・。
橋本到の存在感
ブレイク仕切れない男
橋本到、特別イケメンでもないがなんとも憎めない優しい顔をした青年。それもそのはず出身地は杜の都宮城県仙台市。やっぱり東北の人は優しい顔つきなのかな。あぁ東北でよかったw
橋本到はいつも良い後輩のようなキャラ、弟のようなキャラと勝手に思い込んでしまっている。
なぁんか良い奴なんだよね。
投手を睨みつけるような圧力がある訳でもない、ホームランを打って挑発的なガッツポーズをするようなキャラでもない、ボテボテのゴロをがむしゃらに内野安打にするでもない。
いつもクリーンヒット。ショートの頭を超えていくような、キレイなラインドライブのかかった打球を目指している爽やかな男なのだ。
だからなんだろうか、ガッツリ肉系のランチを求めている時に橋本到はなんか物足りない。
そう、橋本到はサッパリとした冷麺のような存在なんだ。
焼肉の後のシメには最高なんだが、ランチに単品だとなんか物足りない。てかランチに冷麺じゃ午後の仕事に力が入らないよ。せめてカルビでも冷麺に乗っけてくれよ。
橋本到ももう26歳。若手から中堅どころにシフトしつつある。
昨年、ようやくレギュラーのチャンスが巡ってきたが、シーズン通して結果を出すことは出来なかった。
2軍から上がってきた瞬間は、天才的な打撃を見せるのだが、1軍の投手に慣れてくるに連れ、どんどん輝きを失っていってしまうのだ。
物足りない。いつも物足りない1軍半の選手。そんなイメージが橋本到にどっぷりと染み付いてしまっている。
今の巨人の下位打線はかなり深刻な状態だ。
好調を維持している坂本、阿部、マギーのクリーンアップから6番は実績十分の長野、8番はWBCで覚醒したはずの小林。
その二人で7番を包み込み、優しく守って上げるはずだった。
だがその皮算用は脆くも崩れ去った。長野さん打率185、ボウズ君打率143。これじゃ7番を守るどころか、7番がガッツリと存在感を出してくれないと巨人の下位打線はただ立っている人達になってしまう。
今7番打者に求めているのはガッツリ感なんだよ。
今こそ横浜スタジアムの爆撃機、ガッツリハンバーグギャレット・ジョーンズの存在感が欲しいのに、なんか知らん間にケガしてるし。。
未来の大砲候補岡本和真を落としてまでも引き上げた橋本到。
ギャレットほどの脂ギトギト感は出せなくても爽やかさにもう一つボリュームを追加して欲しいのさ。
守備力は一流、打撃も天才的、足も早い。あと一つ何かが足りない。その何かを追加することが出来れば、脅威の下位打線の起爆剤になれるはずだ。
橋本到がその何かを追加することが出来るかどうか?ここ数試合で試されるはずだ。