オープン戦最下位のジャイアンツがシーズンが始まれば勝ち続けるか?


WBCという祭りにうつつを抜かして、ふと我が家(NPB)に帰ってきたら・・・家が飛んでもないことになっていた。

オレが留守の間何があったんだ?空き巣でも入ったのか?というほど家の中が散乱している。

なんてこたぁない。亭主がいなくなり、グータラ嫁が何もせず、家の中をほったらかし状態にしていただけ。

もちろん嫁が悪いが、祭りなんぞに注力している自分も悪い。

さぁオープン戦最下位のジャイアンツは、シーズンが始まると別のチームに変貌出来るのだろうか?

オープン戦最下位

巨人は蘇るのか?

オープン戦最終戦は奇しくも首位ロッテとの対戦となった。

先発メンバーには、侍ジャパンから期間組も顔を並べ、ほぼ現時点のベストメンバーが選ばれていると言ってイイだろう。

ベストメンバー、つまりは開幕オーダーとなるはずだ。

1番 中井大介 セカンド

2番 立岡宗一郎 センター

3番 坂本勇人 ショート

4番 阿部慎之助 ファースト

5番 マギー サード

6番 村田修一 DH

7番 長野久義 ライト

8番 岡本和真 レフト

9番 小林誠司 キャッチャー

サードが村田になるか?マギーになるかは、まだ決まっていないのかもしれないが、開幕の対戦相手中日の先発が左の大野という事を想定すれば、このメンバーに落ち着くだろう。

さてこの開幕予想オーダーをもう一度じっくり見てみよう。

もし5番サードが村田になったとしたら、ん???去年からいたメンバーと全く変わっていないじゃん!

ちょっと待てよ。オフにもう一人野手を補強しなかったっけ?あっそうだ陽岱鋼は、まだ2軍で調整中だよ。

となれば、去年とほぼ変わらないメンバーでシーズンに望まなければいけない。

つまりは、現有戦力の底上げが急務という事だ。

このメンバーの中で底上げしてそうなのは、WBCで急激な成長を見せたキャッチャーの小林誠司くらい。

昨年キャリアハイで首位打者を獲得した坂本勇人に昨年以上の数字を残せというのはコクな話。

阿部慎之助は、とっくにピークを過ぎている。

このままでは、今年も貧打になるのは間違いない。それを証明するようにオープン戦のチーム打率は、1割台と圧倒的最下位を突っ走っている。

貧打を解消したいのなら、昨年まで2軍で眠っていたこの3人が爆発しなければ巨人に勝機はない。

中井、立岡、岡本。キーマンは間違いなくこの3人になるだろう。

今年巨人は勝てるのか?

こんな調子で今シーズン巨人は勝てるんだろうか?

その点に関しては、大船に乗った気持ちでいていいだろう。いいはずだ。多分。。。

てゆーのも、4月になろうというこの時期になってもまだ戦力は整っていない。

FAで高いお金を払って買ってきた二人が、夏前にはしっかりと調整し戻ってくるだろう。

そうなった時、分厚い選手層がモノを言い始める。

阿部慎之助の調子が上がらないのなら、マギーを使えばいい。

岡本和真が一向に覚醒しないのならギャレットを上げてくればいい。

セカンド中井がオープン戦だけの狂い咲きに終わるのならクルーズを上げてくればいい。

投手陣だって今は不安もいっぱいだが、そのうちマッスルクローザー沢村も上がってくる。ドスコイも上がってくる。

徐々に戦力が整って、次第に誰も手出しが出来ないほどの無敵艦隊が形成されるはずだ。多分。

まぁまだまだオープン戦。リハーサルの場でオタオタすんなよ。

侍ジャパンだって強化試合ではボロボロだったが、本戦に入った途端別のチームのような躍進を見せた。

勝負はこれから。桜が咲き始め、散りだす頃。分厚い層を持った巨人の底力が炸裂し始めているからさ。