元パ・リーグMVP男吉川光夫に大きな期待をかけ過ぎちゃイケないよ


2017年巨人軍は大幅補強に踏み切った。

FA市場を我が物顔で練り歩く、まさにすしざんまい社長のような勢いでマグロを競り落とした。

最上級の本マグロを3本買い占めたお値段は・・・総額で25億円。

ところがこれでもか!と買い占めたマグロ達がまさかの大不評。お客様の口に入るどころか、店頭に並べることすらできずに、未だに冷凍庫の中に保管したままだ。

1本は市場に出してみたが、評価もイマイチ。結局3本とも冷凍の中。

でも大丈夫だ。マグロは無いが北海道から最高級の紅鮭を仕入れてなかったっけ?あれ出そう!

社長!あの紅鮭も今冷凍庫っすよ!

えーー、マジか?大金出して仕入れた高級ネタ全滅かよ。。。

吉川光夫という男

吉川光夫の立ち位置

FA戦士の不良債権化の流れの中、もう一人北海道から仕入れた大物吉川光夫。

巨人で8年間も眠り続けた超ロングスリーパー未完の大器大田泰示を放出してまでも獲得したかった大型左腕。

2012年のパ・リーグMVP男。8年間でホームラン9本しか打てなかった男と比べれば、格差トレードだ!と声が上がるほどの大物左腕だ。

確かに2012年当時の吉川光夫は輝いていた。

常に150キロを超えるストレートは威力満点。シーズン通算14勝5敗、防御率は脅威の1.71。前年までチームに所属していたがメジャー移籍してしまったダルビッシュの穴を見事に埋め、日本ハムをパ・リーグ制覇に導く原動力になった。

だが吉川光夫が本当に輝いていたのはそのシーズンだけなのだ。

てゆーか、MVPを獲得した2012年も日本シリーズ時には故障もあったのだろうか既に調子を落とし始め、シーズンで全く活躍できなかったボーカーにバカスカとホームランを打たれ、シリーズの流れをぶった切ってしまった。

そう吉川光夫のピークは2012年には既に終わってしまっていたのかもしれない。

その後、2015年にはなんとか二桁勝利を上げたが、チームが日本一に輝いた2016年は、シーズン中盤に抑えに回るなどローテに定着することができず、結局日本シリーズでは登板する機会すら無かった。

そんな吉川が巨人の聖域に位置したドライチ男大田泰示と交換でトレードされた。

そりゃ期待は高まるよ。各報道でも2012年パ・リーグMVPを獲得した吉川としか彼の事を伝えない。今年は日本シリーズで戦力になれないくらいだったのに。なんて誰も言ってくれない。だから期待だけが独り歩きしてたのだ。

そんな吉川はオープン戦も調子が上がらない。イマイチピリッとしない。シーズンに入れば大丈夫だ。調子を上げてくるはずだ。

そんな思いを込めて先発ローテーションに組み込まれたが、わずか2試合、防御率6.14の成績だけを残し2軍へと旅立っていった。

吉川はドスコイや森福のようなFA移籍組ではない。

巨人で芽が出なかった男とここ数年北国でくすぶっていた男同士の交換。だから二人共いきなり新しいチームで強烈な輝きを見せろ!という方がコクってもんだろう。

もっと気楽にやればいい。8年間眠り続けた男の代わりなんだからと考えれば、肩の荷も降りるだろう。

先発ローテーションに帰ってこれればスーパーナイス。だけどそこまで気負わなくていいさ。

貴重なサウスポー。経験豊富な君の力が必要になる時はいずれやって来る。それまでじっくり待ってやろう。

 

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