巨人大補強で激戦区なのは外国人枠!外れる筆頭候補はやっぱクルーズか?


久しぶりに大補強を敢行した読売ジャイアンツ。

FAで山口俊、森福允彦、陽岱鋼を獲得。トレードで吉川光夫を獲得。

そして新外国人として元楽天のケーシー・マギー、元マリナーズのアルキメデス・カミネロを獲得。

これでローテーション争い、レギュラー争いは熾烈になるが、最も激しい争いになるのが外国人枠。

果たして誰が4人の外国人枠に固定されるのか?

巨人の外国人枠

外れるのは誰だ?

ご存知のように1軍に登録できる外国人選手は4人まで。

まず確定なのはスコット・マシソン。

今季は70試合に登板して41ホールドの防御率2.36。

マッスルクローザー沢村の調子が悪い時はクローザーも務めるなど、巨人のブルペン陣で最も頼りになる男。

よほどのことがない限りマシソンは確定だ。

続く2番手はケーシー・マギーではないか?

ファーストとサードを守れるマギーだが、阿部慎之助と村田修一が順当なら出番はなくなる。

だが終盤の代打、どちらかが調子を崩した時のバックアップ、さらに交流戦ではDHでも起用できる。

2軍で腐らせないためにも常に1軍に帯同するのではないだろうか?

3番手はマイコラス。

今季は序盤出遅れがあったが、順当に行けばローテーションの柱になれる投手。

3月に美人妻で有名になっているローレンさんが出産予定のため今シーズンも出遅れの可能性は高いが、2年契約の2年目、来季の契約を勝ち取るため、仮にメジャーに復帰するにも自身の市場価値を高めるためにも来季は気合を入れるはず。

最後の1枠を争うのは誰だ。

順当ならギャレット・ジョーンズ。

シーズン序盤こそ苦しんだが、後半盛り返し24本のホームランを放ち長距離砲の威厳を保った。

特に横浜スタジアムでは圧倒的な破壊力を盛っているギャレットは、外せない存在かもしれない。

となると新加入のカミネロはどうなんだ?

噂によると大谷翔平に近づく165キロのストレートを持っているようだが、制球に難があるらしい。

マシソンも来日当初は制球難に苦しんだが、カミネロはどの程度なんだろうか?

ワールドシリーズで世界最速のチャップマンが打ち込まれるシーンが目立ったが、やはりストレートだけではいくら速くてもプロの世界では通用しない。

日本野球も速球だけなら打ち込まれる。今のところ未知数のカミネロだが、マシソン級の投球をオープン戦から見せつける事が出来れば外国人枠にガッチリと入り込むだろう。

てことは、今の時点で最も外国人枠から外れる可能性が高いのはクルーズ。

キャッチャー以外なら内野の全てのポジションを守れる攻守のクルーズだが、クライマックスシリーズを前にベンチから外されるようでは、来季の戦力とは考えられていないのかもしれない。

いくらテクニックが優れていても緩慢なプレイ、ヤル気のないプレイを続けるようではチームの意気を下げてしまう。若手にも手本にならない。

しかも内野陣はドラフト1位の吉川を獲得しコマは溢れている。

もちろんクルーズが改心すれば欠かせない戦力なのだが、来季は飼い殺しになる一番手の可能性が高い。