巨人坂本勇人が初のゴールデングラブ賞獲得!ついに足りなかったピースが揃う


巨人坂本勇人が初のゴールデングラブ賞に輝いた。

レギュラー定着から苦節9年長い道のりだった。

今年は首位打者に最多出塁率、そしてゴールデングラブ賞と当然ベストナインにも選出されるだろう。

ここ数年の苦しみがウソのように晴れた一年だった。

ゴールデングラブ

坂本を阻み続けた選手

坂本のゴールデングラブを長年阻み続けたのは、現在1軍の守備・走塁コーチをしている名手井端。

坂本がレギュラーに定着したのは、高卒の2年目。

当時は肩の強さには定評があったが、守備力に関してはまだまだ発展途上。

もちろんアライバコンビで中日の黄金期を支えた名手井端に叶うはずはない。

その後、数年坂本は守備で苦しんだ。2010年には失策数21を数え、坂本は打撃はイイが守備は・・・という評価が定着してしまった感があった。

しかし、ヤクルトの名手宮本慎也に弟子入りし、坂本の守備力は成長していく。

元々広い守備範囲にくわえ、グラブ捌きも向上し、守備面でも欠かせない存在になっていった。

んがしかし、今度は阪神タイガースの名手鳥谷が坂本のゴールデングラブの道を阻む。

どんなに捕っても、どんなに刺しても鳥谷の安定感には叶わない。

もう坂本はゴールデングラブには一生縁がないのか?と思われたが、鳥谷は勝手に失速していってしまった。

打てる守れる坂本勇人は、間違いなく日本一のショートに成り上がった。

坂本に足りないモノ

そんな坂本にも足りないモノがある。それは相方だ!

相方と言っても、もちろん突っ込みをしてくれるような漫才の相方ではなく、当然結婚相手の事ではない。

いやむしろ漫才の相方よりも結婚相手よりも大事なパートナーかもしれない。

そう、それは長らくレギュラーが定着しないセカンドの存在だ。

名ショートには名セカンドがいて欲しい。

井端に荒木がいたように。石毛に辻がいたように。二岡に仁志がいたように。

鉄壁の二遊間を全盛期の坂本と結成する相方を長年募集しているのだ。

坂本の相方には、あっちが痛いこっちが痛いという外国人助っ人は相応しくない。

守備範囲の広い、ピチピチの若手の相方が相応しいだろう。

ようやく待ち焦がれていた若い相方候補が現れた。ドラフト1位の大学ナンバーワン内野手吉川尚輝。

君なら坂本とゴールデンコンビを結成できるはずだ。

山本もイイし、辻もイイ。片岡もいるし藤村もいるが、そんなライバルを引きずり落として相方の座に上り詰めることが出来るのか?

いつまでも坂本にピン芸人をやらせてる訳にはいかない!来年は誰かが定着してくれないと、二度とコンビを組んでくれないかもしれないぞ!