2016年巨人の大型補強は、フリーエージェントとトレードだけに収まらない。
外国人選手の補強も着々と進めている。
元楽天のケーシー・マギーとの合意を発表し、続いてマリナーズのアルキメデス・カミネロの獲得も目指しているとの報道がある。
最強ジャイアンツを作り上げるつもりのようだが、外国人は取れば取るほど使えるものではない。
立ちはだかる外国人枠、一体誰を使えばイイの?
巨人の外国人争い
外国人枠
NPBでは外国人枠が設けられている。
契約するのは何人でもいいが、1軍登録出来るのは同時に4人までが限度。
さらに投手と野手でそれぞれどちらかに最大3人まで。
となった時誰を使えばいいのか?
まず最優先なのはスコット・マシソン。
ここは外せない。今の巨人はマシソンがいないと試合にならない。
今シーズンもマシソンがいなかった2位に留まることすらできなかっただろう。
そしてマイルズ・マイコラス。
今シーズンは出遅れたが、開幕直後から投げられるようなら計算できるローテーション投手。
2年契約の2年目だから活躍してくれそうな期待はしてるんだが、どうもメジャー志向らしく腰掛けモードでやられたら困るんだよなぁ。ムラっけもあるし。
そしてケーシー・マギー。村田と阿部が万全なら控えに回るしか無いが、どちらかが故障なりしたケースではどっかと4番に座れる存在。
2軍で待機させておくという選択肢はないだろう。
でギャレット・ジョーンズ。
真面目外国人ギャレットは、今シーズン24本塁打。ツボにハマった時の破壊力は凄まじい。ギャレットも終始1軍に置いておきたい。
となれば、新たに獲得するカミネロは登録できなくなってしまう。
みんながケガなく好調なら誰も外せない。由伸監督にしては嬉しいんだけど、苦悩の時を迎えることになるだろう。
外国人枠の裏技
別に裏技でもなんでもないのだが、2009年の巨人は外国人だらけだった。
アレックス・ラミレスにセス・グライシンガー、マーク・クルーンにディッキー・ゴンザレス、そこに加えてイ・スンヨプ。
ってこれじゃ4人の枠超えてるじゃん。
と思われたがなんと2008年にラミレスが日本でFA権を取得。
FA権を取得した選手は外国人枠から外れる。
どうみても完璧な外国人なのに、FAを取ってくれれば日本人と同様の扱いになるのだ。
よし!それはチャンス。日本在籍期間が長いスコット・マシソンがFA権を取得してくれれば、もう1人使えるじゃん。
と思ったが、海外から移籍した選手がFA権を取得するためには1軍在籍9年間。。。
マシソンって結構前からいてくれたイメージだが、まだNPB在籍5年で来季が6年目。こりゃまだまだ時間がかかるなぁ。
てことでFAの裏技は使えないとなれば、ガチで椅子の奪い合い。果たして4つしかない席には誰が座り続けるのか?