2016ユーキャン新語・流行語大賞に選ばれたのは「神ってる」だった。
世界的規模で爆発的に流行しているPPAPを抑えての受賞。
毎年流行語大賞の選考をしている人の感覚にいささかどころか大きな違和感を覚えるのだが、まぁ広島カープ25年ぶりの優勝だし妥当なのかな。
だけど授賞式に現れたのは広島カープの鈴木誠也。発言したのは緒方孝市監督なんだから、緒方なんじゃね?!という思いもあるが、神がかり的な活躍を見せた鈴木を形容した言葉だし、まぁこれも受け入れるかw
流行語大賞
2年連続野球関連
まずは過去10年の流行語大賞を見てみよう。
年 | 流行語 |
2016 | 神ってる |
2015 | 爆買い、トリプルスリー |
2014 | ダメよダメダメ、集団的自衛権 |
2013 | 今でしょ、おもてなし、じぇじぇじぇ、倍返し |
2012 | ワイルドだろぉ |
2011 | なでしこジャパン |
2010 | ゲゲゲの |
2009 | 政権交代 |
2008 | アラフォー、グ~ |
2007 | どげんかせんといかん、ハニカミ王子 |
2006 | イナバウアー、品格 |
これで流行語大賞は昨年のトリプルスリーに続き、2年連続で野球関連の用語が大賞を受賞した。
流行語大賞は、その年の世相を表しているが、大きく分類すれば政治経済ネタ、芸能ネタ、スポーツネタ、社会ネタの4つに分けられる。
過去10年を見るとスポーツネタは、今年の神ってるも含めて5回受賞している。
その中で野球が選ばれたのは2回しかないのに2年連続で選ばれるって、野球は盛り上がりを見せているのか?とちょっとだけ嬉しい気持ちにはなってくる。
とはいえ、広島カープで盛り上がっているのも一部の地域と一部の人達。プロ野球が一昔前のような国民的イベントに返り咲くのはなかなか難しい。
来季のプロ野球は?
来季のプロ野球は今年よりもさらに盛り上がりを見せるのか?
まずは春にWBCがある。メジャーでは今回でWBCは最後になるんじゃないか?という声も聞かれるが、やはり世界大会は盛り上がるもの。
第一回、第二回のように順当に日本が勝ち上がれば、久しぶりに野球界は国民的に盛り上がりを見せる可能性もある。
何と言っても来年のWBCには、日本プロ野球が産んだ世紀のスーパースター大谷翔平がいる。
大谷翔平が投打の中心になってWBCを制覇したら、歴史的なニュースになるはずだ。
だが、今年のWBCは各国メジャーリーガーも参戦し、本気度が違っている。
アメリカはもちろんドミニカ、ベネズエラのメンバーは半端ない。
お隣韓国も世界大会では、あり得ないほどの粘りを見せ強さを発揮する。
このメンバーの中で日本が勝ち上がるのは、かなり難しいが、だからこそ価値がある。
必ずやWBCで覇権を取り返し、来年の流行語大賞は3年連続野球ワードになることを期待している!