本当のメイクドラマはパ・リーグだ!北海道日本ハムが首位に


ついに北海道日本ハムファイターズがソフトバンクホークスを捉え首位に立った。

日本ハムが15連勝した時もまだまだソフトバンクの工藤監督には余裕があるように見られたが、さすがにもう余裕はない。

ここら先残り試合でどうなるのか?どちらが有利なのだろうか?

どちらが有利か?

勢いか?地力か?

後半猛烈に追い上げる北海道日本ハム。

今の勢いから見れば日本ハムが有利といえるだろう。

日本ハムのメンバーはチームの調子と同様上り調子。

西川も陽も大谷も前半戦よりも調子を上げてきている。

一方のソフトバンクは、トリプルスリーの柳田がようやく本来の姿を取り戻しつつあるが、内川、松田あたりがイマイチ本調子にならない。

この主力の調子の差がそのまま今のチームの成績に現れているようだ。

今後鍵を握るのは?

今後鍵を握るのは、両チームとも1枚ずつ抱えているジョーカーかもしれない。

北海道日本ハムは投手大谷。

ソフトバンクはバンデンハーク。

ソフトバンクの強みは何よりも分厚い先発ローテーション。

和田、武田、千賀の10勝トリオに東浜。

ここにバンデンハークが戻ってくれば、まず連敗しない先発ローテーションが確立できる。

今のところ9月上旬には復帰できる見込みのようなので、ソフトバンクとしては早く復帰して欲しいところだろう。

一方の投手大谷はいつごろ復帰なのだろうか?

栗山監督は状態を見ながらと言っているが、あれだけの投手だから万全になるまで待つのではないか?

その分、高梨がブレイクし始めているのでまだまだ大谷投入を焦る時期ではない。

ソフトバンクはどちらが怖いか?

果たして大谷翔平が投手に戻るのとこのまま打者でいるのはソフトバンク的にどちらが嫌なのだろうか?

大谷は今シーズン打者として猛烈なスピードで成長している。

わずか80試合の出場で打率337、ホームラン19本、打点51。とすべてキャリアハイ。

勝負強い中田、長打力はあるがムラのあるレアード、そこに長打力も有り確実性も有り足もある大谷が入る打線は他球団にはかなり脅威だろう。

投手で来られれば1試合の脅威ですむ。

しかし打者としてレギュラーで出られると毎試合出てくることになる。

今の打撃の充実度から、もしかしたらこれから先栗山監督は打者大谷で通すのかもしれない。

さらに奥の手、バッターで出場し、途中からセットアッパーとして大谷を投手で起用するプランも出ているらしい。

いずれにしろ、今後の首位攻防戦のキモはやっぱり大谷翔平なのかもしれない。