松山英樹が完全に神ってる!
三井住友VISA太平洋マスターズ初日、本人は首に若干の痛みを感じつつ万全ではないラウンド。
それでも1イーグル6バーディで65をマークし初日から単独トップ。もう異次元の強さになってしまった。
松山英樹が神状態
ドライバーは契約違反
世界ゴルフ選手権シリーズHSBCチャンピオンズで優勝した時話題になったのが、松山が使用していたドライバー。
クラブには人一倍こだわりを持つ松山だが、ドライバーは一昔前のこぶりなヘッドSRIXON ZR30を長年愛用している。
それがHSBCチャンピオンズでは、いつもと違うドライバーを手にしていた。
それは契約しているダンロップ社のクラブではなく、キャロウェイのGREAT BIG BERTHAだった。
このGREAT BIG BERTHAも、それほど最新のギアではなく、松山のような強打者が使用するタイプというよりはアマチュア向けのクラブ。
以前から試していたんだろうが、ドライバーを切り替えてもアッサリと優勝してしまうあたりでも次元の違いがわかる。
プロゴルファーは契約先のクラブを必ず使用しなければ行けないわけではないが、ダンロップ社としてはあまり面白くはないだろう。
せっかくこれだけ調子がイイんだから、SRIXONの最新モデルを使ってくれればイイのに!と内心では思っているのだろうが、その辺りはひねくれものなのかもしれない。
神状態はいつまで続く?
2016年シーズンはPGAツアーで1勝し、メジャーでもシングルフィニッシュを果たしたが、それほど調子が良い年ではなかったはず。
しかしここに来て怒涛の快進撃。
日本オープン優勝、CIMBクラシック2位、HSBCチャンピオンズ優勝、そして三井住友VISA太平洋マスターズでも初日トップ。
一時期にタイガー・ウッズ的な強さを身に着けている。完璧に覚醒した感じだ。
松山好調の1番の要因は何なのか?
ドライバーの変更は大した話ではないだろうし、アイアンの好調さ、パットが入りまくる、アプローチが上手くなった、といろいろあるが、何よりも体型の変化なんじゃないか?
デビュー当時と比べ今年の身体は格段に大きくなっている。
遠目から見るとゴリラのようなたくましい体。
今年の春先、巨人の菅野のトレーニングを見て感心しきりだった松山も、裏では地道なウェイトトレーニングと体幹強化を続けてきたのだろう。
地道に蒔いてきた種が今になって実を結び大きな花を咲かせている。
もし来週メジャー大会があれば、パワーランクは間違いなく1位を争うほどの状態だろう。来年のメジャーまでなんとか調子をキープしてほしいものだ。