巨人が初回から先制、中押し、そしてダメ押しと見事な勝ち方で広島の優勝を食い止めた。
広島ファンにとっては、移動日に巨人が負けて優勝というのもスッキリしないだろうから昨日は勝ってホントに良かった。
さぁ、最終決戦、せっかくなら巨人に勝って優勝を決めたいと誰しも思っているだろう!
しかしそう簡単には勝たせない!なんとか連勝して最後のあがきを見せてやろう!
巨人の2番打者
固定できない2番
今年後半戦巨人打線が火を吹き始めたのは4番阿部、1番長野に戻してからだった。
3番は不動の坂本、そして5番に調子を上げてきた村田。6番以降はギャレット、クルーズという打線を組んだ。
しかし固定できないのが2番。
橋本が一旦2番に定着したかに思えたが、結果を残せずベンチへ。
そこに代わりとしてやってきたルーキー重信だが、まだプロの1軍レベルではかなり見劣りする。
走力は十分なんだが、あの非力なバッティングでは怖さがない。
そのため、8番が出塁、投手が送る、といった場面、無理して長野と勝負せず重信勝負という形を取られてしまう。
この2番がウィークポイントなのだ。
大田はどうだ?
それじゃ大田を起用すればイイじゃないか?
と思うが、そうなると外野は長野、ギャレット、大田になってしまう。
セカンドにクルーズが入った打線はどうしても大味になってしまう。
そのため一人くらい繋が出来る俊足のバッターが欲しい。
なので大田は使いにくい。
走力はあるけど、繋ぐバッターではないからね。
となれば繋ぎのバッターを2番に入れればイイ。
そうだ2番に小林誠司をおけばいいじゃ無いか!
2番キャッチャー
長いプロ野球史でも2番キャッチャーという打順はあまり聞かない。
しかし、セカンドにクルーズを使うのなら、ファーストは阿部、ショートは坂本、サードは村田。
レフトはギャレット、ライトは長野。
となるとセンターに足の早い繋ぎの打者という選択肢しかなくなってしまう。
なのでいっそ2番小林に繋ぎの役目をやらせて、センターに大田みたいな長打を期待できる選手を入れてみるのもイイのでは?
小林は、バントも上手いし、足も速い。
打力はイマイチだが繋ぎの2番であればあの打率でも納得できる。
そうすればセンターに足の早い繋ぎの選手を起用する必要もなくなるから一石二鳥なんじゃないか。
とイイながらオーソドックスな野球をする由伸監督はそんなおかしな打線は組まないだろう。
なので、2番を打てる足の早い、そして打てる外野手が出てくれば、巨人も万全なんだけどなぁ。