広島カープが順調にマジックを減らし着々と優勝に近づいている。
マジック点灯後、意外とモタモタするケースが多く難産になる事も多いのだが、このままならあっさりと大きなタマゴを産み落としそうだ。
そんな広島を率いる緒方孝市監督は名将なのか?
緒方孝市監督
CS出場なんて興味ない
昨夜の勝利で3位以内が確定し早々とCS出場を決めた。
しかし緒方監督はそんな声に対して「どこをみて戦っていると思ってるんだ!」というカッコ良すぎるコメントでさらりとかわした。
我々のチームはCS出場なんて興味ない!優勝しか見ていない!そしてその先の日本シリーズ制覇まで!
もう目線はかなり先まで言っているようだ。
目先の勝利に目が向いている今の我が巨人軍とは大きな差がついている。
選手緒方
緒方孝市といえば言わずと知れた生涯広島で生きてきた名選手。
俊足と巧打で広島を支えた男だが、なんとか前回の優勝を経験している選手でもある。
レギュラー定着直後は俊足が売りのイメージだったが、徐々に長打力も増し、走って打てる大型の外野手に成長した。
そして何より凄いのが奥さん。
グラビアアイドルの中條かな子だよ。
今でこそカープ女子という言葉出るほど広島カープは全国区になっているが、当時は広島というと地方のマイナー球団のイメージ。
そんな広島の選手がアイドルをゲットするなんて、さすが昭和風のイケメンは違うなと球場以外での大物ぶりも発揮した。
監督緒方
そんな緒方は昨年監督に就任。
と同時になんとメジャーから黒田が男気で日本球界に復帰した。
シーズン開幕前、もしかしたら今年は広島が優勝するんじゃないか?
とマツダスタジアム周辺はザワザワ感が漂っていた。
んがしかし、シーズンが始まるとまれに見る混戦からぬけ出すことは出来ず、CS出場も逃し4位に甘んじてしまった。
シーズン中、一部のファンからは「緒方監督を辞めさせろ!」という声が響き渡っていた。
緒方じゃ勝てない!そんなレッテルを貼られつつあったが、今年は見事にその鬱憤晴らしが出来そうだ。
勝てば官軍負ければ賊軍。
監督なんてどんなに策を講じようと勝たなければ何も評価されない。
選手の自主性を信じ、調子の出ない選手も我慢して使い続け、チームを25年ぶりの優勝に導けば間違いなく緒方監督は名将の仲間入りだろう。
去年ブーブー言っていたファンも、喉元すぎれば熱さを忘れる。
去年負けても今年勝ってくれたから去年の分はチャラにする。
そんな軽さが野球ファンの良いところだ。