中日の平田良介がファンのヤジにブチ切れケンカ寸前


中日ドラゴンズのの平田良介が、同僚のダヤン・ビシエドへの人種差別とも取れるような汚いヤジにブチ切れ。

あわやフェンスを乗り越えていく程の勢いだった。

周囲が止めに入れたため事なきを得たが、選手とファンが揉めてる姿はあまり見たくないものだ。

ファンのヤジは許せるのか?

チーム状態

チームの状態も個人の状態も良ければ、心無いヤジが飛ぶことも少なくなる。

開幕当初猛烈なペースで打ちまくったダヤン・ビシエドも、ここのところ急ブレーキを踏んだような状態になってしまった。

あの頃のビシエドの姿を見ていれば、ファンのフラストレーションが上がるのも理解できる。

それと当時に中日自体もイマイチ調子に乗れない。

ビシエドの調子とともにチームの状態も良かったが、今では借金9を抱え首位広島どころか3位のDeNAの背中も遠ざかっている。

ヤジに対抗する選手

ファンの心ないヤジを単なる外野の声と捉え、雑音のように聞き流す選手が多い中、イチイチ食いつく選手もいる。

元巨人から横浜に移籍した駒田や元阪神の赤星などは、ファンのヤジにブチ切れて言い返していた。

一昔前の話になるが、西武球場で西武対日ハム戦を見に行った時、当時日ハムに在籍していたソレイタが、ファンのヤジに切れバックネットをよじ登ろうとしていたのを見た記憶がある。

果たしてソレイタは日本語が分かったのだろうか?それとも英語かその他の言語の汚いヤジだったのか?

昔話の続きで恐縮だが、一昔前の特にパ・リーグのヤジは酷かった。

パ・リーグは人気のない球団が多く、球場はいつもガラガラ。

そのため、特に関西圏の球場になると汚いヤジが球場全体に響き、今では考えられないようなカオスな場所だったのだ。

なのでその当時は選手とファンの言い合いなんてよくあったようで、今回の平田のようなケースは日常的な風景だったのだろう。

ヤジのレベル

ファン合ってのプロ野球なので、多少はファンのフラストレーションが溜まり、汚い言葉を吐くこともあるだろう。

お金を払って見ている以上、その程度の権利はファンにもあるはずだ。

しかしヤジにも限度がある。

いくら贔屓のチームの調子が悪くても、いくら贔屓の選手がチャンスに凡退しても、言っていいことと悪いことはある。

人種差別的発言や容姿に関する発言、選手の家族や親族に関する発言などプレートは関係のない発言はするべきではない。

そんなマナーも守れない奴は、いくら金を払っていても決してファンではない。

そんな発言をするような人は、野球場には足を踏み入れず、自宅で観戦して欲しい。