広島、巨人の首位攻防戦は、壮絶なルーズベルトゲームの結果、広島が大逆転勝利。
4コーナーを回って、自分が買ってる三連単の三頭が、揃って上位争い。
やった万馬券ゲットだぜ・・・と思った瞬間、大外から一気にいらない馬が突っ込んできて、万馬券がただの紙切れになったような喪失感を味わってしまった。
これで5.5ゲーム差。状況はかなり厳しくなってしまった。
逆転優勝するためには
広島の底力
広島カープは、巨人の勢いと自身のプレッシャーに完全に押しつぶされそうになっていた。
しかし、あと一死、まさに土俵際徳俵から見事に巨人をうっちゃった。
この勝利は大きすぎるくらい大きい。
まず何より1つ勝てばイイ!絶対に同一カード三連敗はしない!という思いで臨んだ首位攻防戦を、結果としては想定通りの内容で終えたからだ。
しかも最後の最後に勝利をもぎ取った経験は、何よりも自信になっただろう。
追われる身の苦しさ、1つ勝つことの難しさを体験し、結果としてチーム全体をさらに大きく成長させてしまった。
技術面だけでなく精神面も強くなっていく広島をどうすれば追い越せるのだろうか?
巨人の光
結果としては最低条件だったスイープを達成することは出来なかった。
となれば数字だけ見れば、もはや絶望的なのかもしれない。
んがしかし、巨人に取って救いなのは、前半戦苦しめられた広島と互角以上の闘いが出来ることを証明できたこと。
先発は駒が揃わない、たまり先発が好投しても全く打てなかった前半戦。
だが今は、先発も駒が揃ってきた(菅野は抜けてしまったが)。
打線も噛み合い始めてきた。
このままの勢いが持続できれば、また連勝モードの波を捉えることが出来るはずだ。
まだ残り40試合近く残っている。
このまま平坦な優勝ロードを歩むほど、広島カープが抜けているようには見えない。
必ずもう一度山が来るはず。
そのビッグウェーブを捕らえることが出来るか?出来ないか?
今は出来ると信じ、昨夜の敗戦を忘れるために今夜は大酒を飲もうと思う。