今年のシーズン前、最も期待された投手の一人が戸根千明。
侍ジャパンに追加登録されたことも話題になり、今年は勤続疲労の見える山口の代わりになるのか?
と期待されたが今年は27試合に投げて防御率は4.44と、到底山口の代わりには成り得ていない。
戸根千明って
ドラフト2位
戸根が入団した年のドラ1は岡本和真、そしてドラフト3位は高木。
その二人に挟まれるような存在になったのが戸根千明。
即戦力として期待された左腕は、期待通りの活躍を見せ1年目から46試合に登板し防御率2.88。
当然今年は山口レベルのセットアッパーに成長してくれるだろう、そして戸根から澤村への豪華筋肉リレーが何度も披露されるはずだった。
んがしかし、今年の戸根は見掛け倒しになってしまった。
序盤から競った試合で痛打を浴び、試合を壊してしまうケースも多く見られた。
そんな戸根が山口のような絶対的セットアッパーになるには何が必要なのだろうか?
究極のセットアッパー
山口になるためにと簡単に言ってしまったが、山口鉄也はそんなに楽に追いつけるような存在ではない。
8年連続で60試合以上を投げ、涼しい顔でピンチを乗り切るスーパーセットアッパー。
そんな山口の一番の特徴は、あのえげつないシュート。
左バッターのバットをへし折るシュートがあるため、外のボールに踏み込むことが出来なくなる。
あのシュートが戸根にもあれば。。
ただ戸根のフォームを見ていると山口と同じスリークォーター気味なんだが、どうもシュートを投げやすいようなフォームには見えない。
とあればシュートよりも直球にさらなる磨きを掛け、外に逃げるボールを極めるほうがイイのかもしれない。
しかしそれよりも戸根に期待したいのは、澤村以上のマッスルボディを作り上げる事だ。
ダルビッシュや大谷も筋力トレーニングを強化し、身体を巨大化させている。
韓国人メジャーリーグも総じてマッスルボディを作り上げている。
筋力トレーニングにより体を大きくさせることは、未だに賛否が出ている。
確かに筋力をつければそれだけ故障のリスクも高くなる。
でも戸根はそんな周囲の評論なんて関係ない。
ムキムキのマッスルボディを作り上げ、澤村とのマッスルストッパー体勢を築きあげて欲しいのだ。
一軍で活躍するにはまずは身体。筋トレ無くして一流選手にはなれない!という文化を日本の野球に根付かせて欲しいものだ。