絶対に負けられない広島カープとの首位攻防戦は、久しぶりに復帰した福井優也に捻られてしまった。
これでまた10ゲーム差がついた。
両チームとも約40試合を残した状態で10ゲーム差。もう巨人の今シーズンは終わってしまったのか?
リメークドラマ
メークドラマはあるのか?
こちらでも書いたがメークドラマ、リメークドラマなんて言葉が一人歩きしているが、その可能性は限りなく低い。
ただでさえ安定している3本柱に加え、眠っていたはずの福井まで好投してしまうと、さらに背中は遠くなるばかり。
奇しくも同日先発をした同級生の祐ちゃんは、お決まりの炎上ぶりを見せてくれたが、首位をひた走る福井の気合は最後まで崩すことが出来なかった。
こうなってしまうと、優勝はかなり遠くへ行ってしまったことを正直受け入れざるを得ない。
首位との差
混戦だったはずのセ・リーグなのに、いつの間にかここまでの差がついてしまった理由はなんなのか?
やはり今年の広島はまず連敗しない。
今シーズンスタートダッシュに成功したのは我らがジャイアンツ。
昨年の貧打がウソのように打ちまくり、一気に首位に立った。
が、その後待っていたのは悪夢のような連敗の日々。
エース菅野でも勝てない泥沼の連敗劇をみせ、あっという間に首位から転がるように滑り落ちてしまった。
そこからなんとか盛り返して入るが、連敗の傷は思いの外深かった。
一方今シーズン大きな連敗をしない広島は、苦しむ他球団を尻目にあれよあれよと勝ち星を積み重ね、もはや誰もが届かない領域まで行ってしまった。
もう届かないかもしれない。背中すら見えないかもしれない。
でもそんな事は理解しながら、選手は日々頑張っている。
我々が諦めてはいけない。
最後の最後までジャイアンツ愛を貫くしかないのさ。