早実の清宮幸太郎が夏の予選で早くもホームランを放ち、高校通算51号を記録しました。
あの松井秀喜の高校通算ホームラン数は60本と言われていますので、高校2年生で50本超えというのはまさに規格外。
このまま2年連続甲子園に出場できるのか?注目が集まります。
清宮伝説
清宮の現在地
欧米の学校では、優秀な学生は中学→高校→大学というルートではなく、いきなり上の学級に行く所謂飛び級という制度があるようです。
もしプロ野球に飛び級が許されるのであれば、今すぐ清宮はプロに進んで欲しい。
その位の完成度を今の清宮には感じる。
高校時代の松井のバッティングを今になってみてみると、確かに長打力という魅力はあるが、完成度としてはまだ低い。
そのため松井をモノにするために、当時の長嶋監督は4番1000日計画という形で長期的な育成を目指した。
松井はそれに見事に答え、1年目、2年目、3年目と徐々に成績を伸ばしていき、4年目に覚醒しその後大ブレイクすることになる。
しかし、今の清宮は完成度だけ取ってみたら松井よりも上かもしれない。
高卒でいきなり31本のホームラン打った清原と並ぶレベルかもしれない。
清宮が必要な球団は?
実際飛び級は許されないので、清宮がドラフトにかかるのは来年の話。
その時、彼を指名する球団はどこなのだろうか?
個人的な思いになってしまうが、せっかく現れた東京都出身のスターを地方の球団に持っていかれるのはとても悲しい。
戦力的に充実しているソフトバンクや広島、阪神ではなく東京の球団が彼の獲得に名乗りを上げて欲しい。
ヤクルトには神がいる。
まぁ何がイイたいかというと読売ジャイアンツこそ彼の獲得に名乗りを上げなければならない。
ここのところスター選手の競合を避け、無難なドラフトに終止している巨人。
その結果が今の貧打を招き、スター選手の育成を阻んでしまっている。
ファースト清宮、セカンド山本、ショート坂本、サード岡本という超強力内野陣を確立したいし見てみたい。
以前までの巨人はスター選手をドラフトで逃しても数年後FAで獲得することが出来た。
もはや日本全国誰もが巨人ファンという時代ではなくなった今、20年見たくなるスター選手の獲得に本腰を入れるべきではないだろうか。