巨人軍の歴史を塗り替えた屈辱の12連敗!真の原因は何だ?


やってもうた。やるとは思っていたが、本当にやってもうた。

まさか、まさかの12連敗。交流戦勝ち星なし。交流戦優勝を目指していたはずがぶっちぎりの最下位。

鯉と虎の背中は全く見えないどころか横浜にも追い越され、気がつけば東京ダービーの最下位争いとなってしまった。

誰もが予想すらしなかったこの体たらく。一体本当の原因は何なんだろうか?

巨人低迷の原因

本当の原因は?

 

投手出身のミスターパーフェクト槙原寛己は、捕手小林にこだわらず柔軟な起用が必要と訴えている。

神の足を持つ男鈴木尚広は、やはり自身の得意分野機動力を活かせとアドバイスしている。

DeNAの前監督ヤッターマン中畑清は、選手の能力を信じろと訴える。

悲運の天才打者吉村禎章は、意識変革を訴えている。

巨人OBからも野球評論家からも巨人ファンからも様々な意見が飛び交っている。

競合を避けた無難なドラフト戦略のツケが今になって来ている。

育成を怠ったツケが今になってきている。

外国人が余ったり、サードが重複したり補強の仕方が間違っている。

などなど罵倒雑言の雨あられ。それだけ今のジャイアンツが底辺を彷徨っているいるのは間違いない。

我々団塊ジュニア世代が知っている巨人の暗黒時代は、堀内恒夫が指揮を取った2005年の5位。それより弱い巨人というのは残念ながら記憶にない。

つまりは今の巨人は最も弱い。最低最弱の時代を迎えてしまったということだ。

右のエース菅野、左のエース田口。日本一のショート坂本と柱はしっかりしているのに、それ以外がボロボロだ。

もう何が悪い、ここをこうすれば、ここをちょっと変えれば?なんていう微調整でなんとかなる状況ではない。

今、12球団で最も弱いチーム。それが読売ジャイアンツ。

まずはそこを認識することから始めなければイケない。

エースが投げ、1、2番が塁に出て、クリーンアップで返す。中継ぎが踏ん張りクローザーに繋ぐ。

そんなオーソドックスな横綱相撲を目指していたんじゃ勝てるわけがない。

弱者には弱者なりの戦い方がある。弱者にしか出来ない戦法を取るしかこの長いトンネルを抜ける術はなくなっている。

ドン底まで突き落とされたジャイアンツ。もう残されたキーワードは「開き直り」くらいしか思いつかない。