2017年FA市場で3人獲得という離れ技をやってのけた巨人軍。
しかし、大枚をはたいて獲得してきた選手達はことごとく期待を裏切っている。
ドスコイ山口まだ3軍、陽岱鋼もまだ3軍、森福はボコボコに打たれて2軍落ち。最近ようやく調子を取り戻して来たけど・・。
大撃沈のFA補強組。世間の注目は今年獲得したFA戦士に集まるが、実はFA組なのにシレッと期待を裏切っている奴がいる。
大竹寛がまたしても炎上。はぁ、FAってやっぱりダメなのかな。。
大竹寛の期待感
FA組の温度差
言わずと知れたFA好き球団No1の巨人軍。
これまでFA市場で23人もの選手を獲得してきた。
そんな中で、これは凄い!ついにこの選手を獲ってくれたか!とファンが唸ってしまうような選手はこんな人達だろう。
落合、広沢、清原、工藤、小笠原、村田、杉内。
落合、工藤あたりは既にピークは過ぎてはいたが、過去の実績はバリバリだ。
それに引き換え、横浜のアゴ戦士門倉、そして大竹寛あたりの選手達は、獲っとけばそこそこやってくれるんじゃね?的な期待感の選手達。
なのでハナから大きな期待はしていない。特に大竹には。。。
大竹寛は、埼玉県の浦和学院出身で広島カープのドラフト1位右腕。
デビュー当時は快速球を武器に三振の山を築いていたが、故障がちが祟ったのか徐々に球威は落ち、制球力と変化球で勝負するスタイルに移行していった。
FA移籍前の2年間で連続二桁勝利を上げてはいたが、移籍直前の年は10勝10敗、防御率3.37。
う~ん、わざわざFAで獲るほどの選手なんだろうか?FA移籍、さらにジャイアンツというプレッシャーに耐えられるのだろうか?
そしてシーズンが始まると大竹は良くも悪くも期待通りだった。
調子がいい時はビシッと抑えてくれるのだが、ちょっと調子が悪いといきなり大量失点の大炎上。
いい時は名前通り大竹なのに、すぐに小竹になってしまう。ジキルとハイド。表と裏。それが大竹のキャラクターとして定着していった。
昨年のクライマックスシリーズ、見事なロングリリーフを見せてくれた大竹。
今年こそはやってくれるはずだ!今年こそは!
でもやっぱり大竹は大竹。昨日もいつもの小竹君だった。
ドスコイ山口ほど期待されてはいない。工藤や杉内のような抜群の実績を残してきたわけではない。
そこそこの成績だった。先発4番手から5番手のまぁまぁのピッチャーだった。
そんな選手に3年5億円なんて評価をしちゃった巨人が悪いんだ。
大竹寛に期待し過ぎる方が悪いんだよ。
適度な薄ぅ~い期待感。今日は大竹?それとも小竹?それが大竹寛を見る時の醍醐味なんだろう。