開幕から由伸監督が信念を込めて使い続けている1、2番。
立岡と中井大介。
昨夜の広島戦では、先発の福井が左打者との相性が悪いことを考慮し、1番と2番の入れ替えを敢行。
その効果がいきなり出たのか、中井大介に51打席ぶりの3号ホームランが飛び出した。これで中井はレギュラーの座に居座ることが出来るのだろうか?
中井大介の正念場
超遅咲き
昨年末、世界規模で大流行したのは何と言ってもPPAP。
アメリカのお騒がせミュージシャン、ジャスティン・ビーバーが紹介したことで瞬く間に世界に拡散されたYoutube動画の作者は、ピコ太郎と名乗るオッサンだった。
その正体は芸人の古坂大魔王。
古坂大魔王って何かのグループに所属してなかったっけ?あぁ底抜けエアラインだったっけ?確かボキャブラ天国出てたよね?そう言えばあんな奴いたような?いないような?よく覚えてないなぁ。。
古坂大魔王と聞いて、パッと顔と名前が一致する人は相当マニアック。それくらいこの人誰?的存在。
ボキャブラ出身といえば、爆笑問題、くりぃむしちゅー(元海砂利水魚)、ネプチューン、土田晃之(元Uターン)など今やテレビには欠かせない存在に出世した人達をウジャウジャ排出したモンスター番組だよ。
でもそんな同世代のボキャブラ世代たちから完全に周回遅れになっていたのが古坂大魔王。
ボキャブラの放送が終わって既に20年近くが経ち、若者のメディアがテレビからインターネットに移行し始めたこの時代に、そんな周回遅れの男がまさかの大ブレイク。
彼の実力を高く評価していた人達の本音は、なんで今まで売れなかったの?なんで今頃ブレイクしたの?遅すぎるわ。でもまぁ良かったな、売れて。
まさに今の中井大介は、なんで今まで出てこなかったんだ?遅すぎるわ?と全ての巨人ファンに思われている存在。
激戦区のセカンドを完全ノーマークの大外一気で差し切った中井大介。オープン戦では強烈なインパクトを残したが、シーズンに突入すうるとそれほど甘くはない。
現在の打率は224。しかしホームランはマギーに並ぶチーム2番手の3本。良くもなく悪くもない。可もなく不可もなし。ハッキリ言ってまぁまぁの成績だ。
2軍にはWBCメキシコ代表にも選ばれた名手ルイス・クルーズがいる。西武からやってきたイケメンFA戦士片岡治大もいる。現在2軍で打率339と結果を残している北篤もいる。ドラフト1位吉川も楽天からやってきた柿澤もいる。
中井の代わりは残念ながらいくらでもいる。それでも中井大介を使いたい!中井大介が今の巨人には欠かせない。そんな存在にまで今こそ成り上がって欲しいのさ。
PPAPは世界各国で再生され続け、ついには再生回数1億回を超えたそうだ。まさに大ブレイク
中井大介も今のプチブレイクに満足せず、正二塁手の座を完全に掴み取る勢いの大ブレイクを見せて欲しい。それには今しかない。
巨人ファンはずっと大田泰示と中井大介のレギュラー定着を心待ちにしていたが、ついにその思いは叶わなかった。
二遊間でコンビを組む坂本勇人は、1つしか年は違わないのに今や押しも押されるスーパースター。年俸も軽く3億を超える億万長者だ。
中井大介に与えられた最後のチャンス。まさに今。ここでチャンスを掴まないと、億万長者になれる機会は二度と巡ってこない。
今こそ殻を突き破れ!