ついに巨人に出てきた救世主宇佐見真吾が小林誠司から正捕手を奪う


侍ジャパンでチームを離れているのは、現時点で巨人の正捕手候補小林誠司。

その小林が抜けたタイミングを狙い、ちゃっかりとアピールしている男がいる。

宇佐見真吾。

入団2年目の正捕手候補は、侍ジャパンでも活躍する小林誠司を押しのけることは出来るのだろうか?

宇佐見真吾

正捕手は誰だ?

昨シーズン、12球団で唯一規定打席に到達したキャッチャーは小林誠司。

整った甘いマスクとはウラハラにえげつないほどの強肩が小林の1番の持ち味。

打撃面の不満はあらゆるところで囁かれるが、キャッチャーは何と言っても守備が大事。

しっかり捕って、しっかり投げることが出来なければいくら打てても正捕手の座は掴めない。

1年間レギュラーを貼り続けた経験もある。やっぱり巨人の正捕手は小林誠司しかいないだろう。

だが、だがしかし・・・もし小林誠司がもう少し打てるのなら、いや打てる可能性を感じさせてくれるだけでいい。

それさえあれば、小林誠司に何の不満も無い。

オレはやっぱり打てないキャッチャーはどうしても物足りないんだ。

例えれば、小林誠司はすごく上品なアッサリ醤油ラーメンだ。

アッサリ鶏ガラスープに細めの縮れ麺。具は定番のチャーシューにメンマとかいわれ大根というシンプルな構成。

これはこれで単品では確かに旨いし、何の不満もない。

でもさぁ、働き盛りのサラリーマンや肉体労働をしている男性には、ラーメンだけではちょっと物足りない。

できればラーメンと一緒に半チャーハンをつけて欲しいんだよ。

守備だけでもいいんだけど、それだけじゃ午後の4時にはお腹が減る。6時過ぎて残業になるまでは持たないんだ。

だからやっぱりキャッチャーは守るだけじゃなくて、打って欲しい。

野村克也、古田敦也、城島健司、谷繁元信、阿部慎之助。

歴代の名捕手はやはり打力も際立っている(晩年の谷繁は除く)。

小林誠司が古田や城島になるイメージがどうしても浮かばない。

しかし宇佐見真吾ならもしかしたら阿部慎之助の後継者になれるのかもしれない。

幸い、目の上のたんこぶになっている小林誠司は家を開け留守にしている。

このタイミングで宇佐見真吾が半チャンラーメンセットの存在感をぶっ込むことができれば、上品なあっさりラーメンを凌駕することが出来るかもしれない。

守備力の面では、経験も実績もテクニックも叶うわけがないだろう。

今宇佐見真吾がアピールすべきは打撃力。じっくりダシを取っている暇はない。半チャーハンの旨さだけを追求していくべきなのだ。

レギュラーが何かしらの理由でポジションを開けている時、プロ野球選手にとっては最大のビッグチャンス。

二岡が抜けてちょっとしたタイミングを坂本勇人はモノにした。

宇佐見真吾にとっては野球人生で二度と無いほどのチャンスかもしれない。

この絶好機をモノにできるかどうか?あと数週間宇佐見真吾に残された時間は決して多くは無いだろう。