第4回WBC強化試合は、燦々たる成績に終わってしまった。
ソフトバンクに負け、台湾には1勝1敗、阪神にも負けた。
各球団の主力級をかき集めたはずの侍ジャパンが思わぬ苦戦を強いられている。
なんであれだけの選手を集めたチームが苦戦するのだろうか?
もちろん原因はいろいろあるが、ゴメン、わかっているよ。
クリーンアップにどっかと座る、3番坂本勇人が大ブレーキになっているからだ。
坂本勇人は炸裂するか?
世界大会の醍醐味
世界大会は、普段敵として憎たらしいくらい良い選手が味方になる。
山田哲人が、筒香嘉智が、藤浪晋太郎が、オラがチームで頑張ってくれている。
こんな素晴らしい事はない。。反面オラがチームの主力級が苦しんでいると気が気でない。
先日娘の学校で縄跳び大会があったらしい。
娘のクラスは上級生のクラスにも負けないくらいの優勝候補。
順調に回数を進め、1位のクラスにあと数回に迫った時、残念ながら一人の生徒が足を引っ掛けて記録は途絶えてしまったらしい。
その大事な場面で足を引っ掛けてしまったのが、オラが娘。
娘は自分のせいで優勝できなかったと、涙ながらに語っていた。
今チャンスで坂本勇人が打てないと、自分の娘が縄跳びを引っ掛けてしまった時のような胸の苦しみを感じてしまう。
ハヤト頼むから打ってくれ!日本中の野球ファンのために!
坂本勇人の打順は?
侍ジャパンのクリーンアップは、3番坂本、4番筒香、5番中田で動かさない。
小久保監督は、一度決めた中心はある程度動かさない決心のようだ。
しかし、現時点で3番坂本と5番中田が完全にブレーキになってしまっている。
思い切って坂本の打順をいじった方がイイのだろうか?
第2回WBC。イチローを3番で使う構想だった原監督は、不調に悩むイチローを思い切って1番に移動し得点力のアップを謀った。
この戦略はズバリと当たり、日本は優勝を掴み取ることが出来た。
調子の出ない坂本勇人も打順をイジるべきなのだろうか?
いや、やっぱり坂本勇人は3番から動かしてはいけない。
若い世代が中心になっている侍ジャパンでは、坂本はもはや中堅からベテランの域に入りつつある。
しかも昨年圧倒的な数字を出したセ・リーグの首位打者だ。
守備の要、打線の要、チームの要は坂本勇人。
強化試合でちょっと打てないくらいで坂本勇人の打順はイジるべきではないだろう。
1番山田哲人、3番坂本勇人、4番筒香嘉智のラインは侍ジャパンの黄金ライン。
この領域には小久保監督もギリギリまで入り込むつもりは無いんじゃないだろうか?
必ずや坂本勇人は爆発する。10代から巨人のレギュラーを貼り続け、大舞台も何度もくぐり抜けてきた千両役者だ。
今ちょっと打てないくらいでネガティブにならないで欲しい。大船に乗ったつもりで3番ハヤトの爆発を心待ちにしていてくれ!