アリゾナからこんなニュースが流れてきている。
大田泰示対外試合で2塁打2本。メジャースカウトも絶賛!
おー!大田泰示ついに覚醒か?と思い続けて8年間。結局俺らの期待に大田泰示は応えてくれることはなかった。
そして今、この男が大田泰示の後をしっかりと継承しようとしている岡本和真。
岡本和真はこのままではずっとやって来ない未来の大砲のまま年を重ねてしまうのではないか?
岡本和真覚醒せよ!
岡本の成長を阻んでいるのは?
巨人は若手を育成すると言いながら補強ばかりしている。だから若手が育たない。
大田泰示なんか巨人という球団の犠牲者の典型だ。
確かにそんな意見を否定するつもりはない。
岡本和真を育てる!と言いながら都合の良いところに現れたケーシー・マギーを衝動買いしてしまうような優柔不断さが巨人の特徴でもある。
でもなぁ、残念ながらそれは言い訳なんだよね。厳しいプロの世界だもの、どんな障壁があろうとぶち破らなければならないんだよ。
チャンスを与えられていない?いやいやそんな事はない。
昨年のキャンプ、オープン戦は、村田と岡本正三塁手を争わせる。そこに贔屓なんて無い!正真正銘のガチンコ勝負。
本来なら巨人のサードは村田で決まりだが、その村田へのチャレンジステージをしっかりと用意してもらった。
そのガチの争いに負けたんだから、チャンスが無いと言えないはずだ。
岡本和真は最短距離でスターダムに伸し上がれるエスカレーターを失ってしまったのだ。となれば、上に行くのは簡単な話ではない。
地道に一歩ずつ階段を登り続けていかなければならないのだ。
チャンスをモノに出来るか?
思えば大田泰示は、2015年のキャンプ、オープン戦から4番候補と呼ばれ続けていた。
オープン戦でも圧倒的な数字を残していた訳ではないが、当時の原監督もシーズンインしても大田を試してみようかな?と思わせるようなパフォーマンスは見せていた。
そんな矢先、肉離れを起こし1軍から離脱してしまった。
復帰後、1軍に合流したがやっぱりいつも通りの大田泰示だった。
もし開幕からしっかりとゲームに出ていれば?大田にとっては最大のチャンスだったのだが、それをモノにすることは出来なかった。
岡本和真も既に1度大きなチャンスを失っている。
今シーズンは、村田、阿部、マギーという3本のうち2本が欠けない限り岡本に優先的にチャンスが訪れることはない。
レフトのギャレットが深刻的な不振に陥らない限りチャンスはやって来ない。
岡本に与えられるチャンスは、千載一遇と呼ばれるくらいのタイミングになるだろう。
そこを掴み取れるか?逃してしまうのか?
もし掴み取れない場合・・・ずっと未来の大砲、未完の大器で終わってしまう。
岡本和真は持っている男なのか?真価を試される1年になる。