今シーズン背番号を18から1に変更し、心機一転背水の陣の臨む北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹。
今季は本当の正念場。流石に後がない。
そんな土壇場の斎藤佑樹が選んだのはトータルワークアウト。果たしてあの頃に帰ることはできるのだろうか?
斎藤佑樹とトータルワークアウト
まだ間に合うのか?
手前味噌でなんだが、結婚する前の嫁は本当にキレイだった。
身長は低いのだが、スラッとした体型なのに出るところは出ている。自分的には理想的な彼女だった。
しかし結婚し、出産すると、あの頃の面影はどんどんと消え去っていく。
徐々に消えて失せていくウエスト、次第に目立ち始める二重あご、たるみまくる太もも。
体重は5キロくらししか増えてないよ!と言い張るが、明らかに嘘だ。
あの頃が気軽にできたお姫様抱っこを今の嫁でしようとすると、一瞬にして腰が悲鳴を上げる。
それほどまでにブタ化は加速している。
そんな嫁が結婚10年を機についに本格的ダイエットに取り組むらしい。
ホットヨガに筋力トレーニング、食事制限もし、有酸素運動も始めるんだとか。
全ては「あの頃の私に帰りたい!」。ただその一心で。
しかし、現実は甘くない。
10年間、好きなものは食べまくる。お酒だって飲みまくる。休みの日になれば食っちゃ寝の毎日。
10年間も自分を甘やかし続けた人間が、ある日突然ダイエットなんて出来るわけがない。続くわけがない。
そんなに世の中は甘くない。
そうハンカチ王子斎藤さん!
6年間本格的なトレーニングをしてこなかったのに、ある日突然始めたところでいきなり効果は出ないじゃね?!
大谷翔平も昨年ダルビッシュ道場で本格的にビルドアップに取り組んだが、投手として効果が出るまではかなりの時間を要した。
一方バッティングの方は、トレーニングの効果が出るのが早いらしく、ホームラン数はキャリアハイの22本まで伸びていった。
ピッチングはパワーを付ければ球が早くなる。そんな簡単なものじゃない。
だけどパワーが無ければプロでは通用しない。
しかもプロ野球選手としては恵まれた体型ではないんだから、もっと早い時期から本格的なトレーニングを始めておくべきじゃ無かったの?
とブヨブヨの身体で必死に腹筋している嫁の姿が、必死にトレーニングしている斎藤佑樹の姿と被ってしまう。
今さら?この言葉を飲み込まずにはいられない。
でも今さらでもなんでもいい。結果さえ伴えばいい。
中田翔を鍛え上げてきた、清原を鍛え上げてきた、名トレーナーケビン山崎氏の元斎藤佑樹は、今さらではあるがようやく本気になったようだ。
本当の本気になった斎藤さんは、もしてかして敗者復活から頂上に輝いたトレンディエンジェルのように、野球界の頂点を極めることが出来るのだろうか?