第一回選択希望選手、読売巨人軍、早稲田実業学校清宮幸太郎18歳内野手。
そして清宮幸太郎の交渉権は読売巨人軍が獲得しました。という一報を聞いたら、その時オレどうなっているんだろう。
来年の今頃最大のクリスマスプレゼントは巨人清宮幸太郎の誕生なのかもしれない。
師走で仕事で疲れたオッサンの単なる妄想なんだが、ひとり勝手に夢を見てみたい。
清宮幸太郎が巨人に来たら
ドラフトから開幕まで
ドラフトでは巨人、日本ハムを筆頭に8球団が競合する。
ここしかない。ここが出番だとばかりにくじを引いたのは、若き司令官高橋由伸。
かつて天才と呼ばれた男が天才のクジを引き当てる。由伸から清宮へ。華麗な系譜が引き継がれる事になった。
新聞各紙の一面はもちろん清宮だらけ。夜のニュースも朝、昼のワイドショーも清宮づくし。
久しぶりにメディアをジャイアンツが席巻することになる。
そして清宮に用意された背番号は、もちろん「55」。
55はかつて王貞治が記録したシーズンのホームラン記録だが、今ではバレンティンに塗り替えられてしまった。
とはいえ60番台の番号は清宮には相応しくない。
かといって永久欠番の「1」を与えるわけにはいかない。
だからこそゴジラ松井が背負った番号を清宮がさらに昇華させて伝説の大打者の背番号にして欲しい。
そんな思いを込めて55を与えたい。
そして年が上げ、新入団選手の合同自主トレが始まる。
注目はもちろんドラフト1位の清宮。
初々しい若者に混じり、一人風格さえ漂う清宮は自主トレでも別格。注目度も体格も桁違い。
そしてキャンプイン。キャンプ地の宮崎は東国原知事以来の大フィーバーとなる。
連日報道陣とファンが殺到し、グランド間を移動するのも一苦労。
フリー打撃となれば、恒例のホームラン計測が始まる。
初日から10本の柵越え。真の怪物ルーキー出現だ!
これまでキャンプの主役級だった坂本勇人も菅野智之も阿部慎之助も蚊帳の外。
おかげで調整に集中できて良かったんじゃね?とちょっとだけ拗ねる坂本勇人の姿も今から目に浮かぶ。
そしてオープン戦が始まり、地方球場で開催されるオープン戦なのに満員札止め。立ち見が出るほどのフィーバーぶり。
そんなフィーバーを物ともせず、プロの投手にいきなりアジャストする清宮は、豪快な放物線を描き続ける。
オープン戦でも結果を残した清宮は、あのゴジラ松井ですら出来なかった開幕一軍の切符を手にし、さらにスターティングメンバーに名を連ねる。
さらにそこから清宮は数々の記録を残し伝説になっていく。
とジジイの妄想は止まらないw
ハッキリ言ってここまでワクワクする選手が出現したのは初めてかもしれない。
誰かに取られるくらいなら強く抱いて君を壊したい~と思うほど他球団には獲られたくないよなぁ。