ソフトバンク森福允彦、DeNA山口俊を射止め、元楽天のケーシー・マギーまで獲得した巨人のクレクレ厨ぶりが半端ない。
ついに北海道日本ハムファイターズの陽岱鋼にまで食指を伸ばし始めた。
ここまでオリックスと楽天の二択かと思われたところにやって来たクレクレ厨。
果たして陽岱鋼は巨人を選ぶのだろうか?
陽岱鋼はいるのか?
巨人の弱点は?
セットアッパー山口の勤続疲労を考慮してサウスポーの森福允彦は、巨人の補強ポイントに合致している。
菅野、田口以外の日本人先発ローテーションが固定できなかったため、先発ローテーション候補の山口俊は補強ポイントにマッチしてるだろう。
それよりも外野手は確かに弱点だった。
長野、ギャレット以外の外野手は、橋本、立岡、亀井、大田(現日本ハム)、重信と入れ替わり。
どうしても固定出来なかった。
そのためセンターを守れる外野手は補強ポイント。だが糸井嘉男の争奪戦には参戦しなかった。
ということは外野手は独自で育てる方針なのかな?と思っていたが狙いは陽岱鋼だったようだ。
陽岱鋼は必要?
台湾出身の陽岱鋼は、地元台湾ではかなりの人気らしい。
濃い目のキリッとしたイケメンでスラッとした体型は、女性ファンにも人気が高いようだ。
近年ジャイアンツは、人気球団の座から滑り落ちている。
ドル箱だった地上波放送は無くなり、プロ野球も地元に密着した球団が人気を得るようになってきた。
福岡のソフトバンク、広島のカープ、関西の阪神、東北の楽天、北海道の日本ハム。
かつては北海道も九州も巨人ファンで溢れていた時代なのに、今はプロ野球球団がある街で巨人ファンが居るほうが珍しいだろう。
そんな時代だからこそ、巨人の目線は海外へと移り変わる。
台湾では王貞治の影響もあり、未だ巨人人気は高いらしい。
そこに台湾出身のスター選手陽岱鋼が来れば、売り込み戦略としては抜群の効果を発揮するだろう。
陽岱鋼のピークは?
気になるのは陽岱鋼の成績。
今シーズンは打率こそキャリアハイに並ぶ293を記録したが、盗塁数は2013年の47個から年々減少し、今年はわずか5盗塁に終わった。
自慢の守備力は健在だが、近年は肩の衰えが指摘されている。
本当に必要なのだろうか?
とはいえ、今の巨人に2割9分近い打率を残せて、守備範囲も広く、機動力もあり、長打力もあるという外野手は見当たらない。
みんな何か特徴はあるが、何か大事なピースが欠けている。
立岡はバッティングに目下悩み中、橋本はムラがある、重信は長打力不足、亀井はここ数年ずっとあんな感じ。
そこにレギュラーのセンターが入れば確かに安定感は出て来る。
やっぱり陽岱鋼は巨人に必要なピースのようだ。ただプロテクトリスト大変なことになりそうだが。。