北海道札幌市内で優勝パレードを行った日本ハムファイターズ。
この時くらいは優勝の余韻に浸りたいところだろうが、スーパースター大谷翔平をほっとく事はできない。
ワールドシリーズを制覇したシカゴ・カブスが大谷翔平の獲得に動いている情報があるらしい。
メジャーリーグ
カブス移籍?
2016年108年ぶりにワールドシリーズ制覇を果たしたシカゴ・カブス。
1945年にヤギの観戦を拒否して以来優勝から遠ざかっていたため、「ヤギの呪い」という訳の分からない呪いにかかっていたらしいが、その呪いはようやく解けたようだ。
そしてそのヤギの呪いを解いた立役者は、セオ・エプスタイン社長。
2004年にレッドソックスをワールドシリーズ制覇に導き「バンビーノの呪い」を解いた男は、またもや厄介な呪いを解くことに成功した名社長だ。
エプスタイン社長は、豊富なデータを駆使して選手を獲得する術に長けているが、その社長のお眼鏡に叶ったのは東洋の島国のスーパースターだったのだろうか?
そしてエプスタインは、大谷翔平を投手として獲得するのか、果たして野手なのか?名社長の動きに注目が集まる。
メジャー移籍の時期
ところで大谷翔平のメジャー移籍時期はいつになるのだろうか?
栗山監督は記者会見の席で明言は避けたが、来シーズン終了後という雰囲気は匂わせていた。
元々NPBを飛び越えてメジャー挑戦を公表していた大谷翔平を強行指名で獲得した北海道日本ハムファイターズ。
入団当初からメジャー挑戦は折り込み済みの契約だったのだろうから、通常よりは早い時期からの挑戦になることは間違いない。
現在大谷翔平は22歳。来季メジャーに挑戦したとしてもまだ23歳。メジャーではルーキーの年齢だろうから、大谷の超人ぶりは度を超えている。
投手か?打者か?
ドジャースの前田健太は、大谷がメジャーに行くのなら投手で挑戦するのでは?という表現をしていた。
メジャーのDHは桁違い。日本人が敵う訳がないと。
確かにそうだ。メジャーのDHは桁外れのパワーと打撃技術を持ち合わせた選手ばかり。
メジャーリーガーはただでさえパワー満点の打者が多いのに、DHは打つだけに特化した選手達。
メジャー屈指のバッティング大好き人ばかりの集まりなんだから、それこそ変態的な才能の持ち主ばかりだろう。
そこに大谷が打者としてガチンコ勝負が出来るのだろうか?
もちろん打者というよりは野手としてという選択肢もあるだろう。でも野手?165キロの豪腕を捕殺だけのために使うのはいかがなものか?
もし投手で使うのであれば、メジャーの場合中4日が当たり前。中4日では中日の打者挑戦は出来ない。
無難な考えならDH制のないリーグでの挑戦ということになるのだが、そんな面白みのない選択を大谷翔平がするのだろうか?
果たして来年どうなっているのか?