クライマックスシリーズ不要論を考える本当に必要なのか?


いよいよ明日から始まるクライマックスシリーズ。

気分も徐々に高まり・・ってやっぱりあんまり高まらない。

巨人菅野体調不良でCS初戦回避か?なんてニュースが流れてきても、あぁそうなんだ。としか感じない。

ジャイアンツ愛のオレ様がこうなんだから、野球に興味ない人達はさらに興味が無いだろう。

そんなCS不要論をいろいろと考えてみる。

クライマックスシリーズは必要なのか?

優勝チーム

優勝したのなら出来ればそのまま日本シリーズに出て欲しい。

なので優勝した年は、絶対に負けられない!とCSに気合が入る。

我が巨人軍は2007年の中日に2014年には阪神に屈辱的なスイープを許した苦い経験がある。

それだけは避けたいので広島ファンは、大いに気合が入っているだろう。

相手チームにも出来れば優勝チームが出てきて欲しいものだしね。

2位以下のチーム

2位は巨人なのだが、最終的なゲーム差は17.5ゲーム開いた。

これだけの大差がついているのに優勝のアドバンテージは1でいいのだろうか?

そして今年3位のDeNAは通算69勝71敗。負け越している。

負け越しているチームが日本シリーズに出てもイイのだろうか?

ハッキリ言ってシーズン後半筒香とロペスが大爆発。今の勢いなら巨人よりもDeNAが上。

ファーストシリーズはDeNAが勝ち上がる公算が大きい。

そしてそのまま・・なんて話になってしまうと長いシーズンの意義が無くなってしまうのでは無いだろうか。

10ゲーム以上差が開いた場合は、アドバンテージは2になるとか、負け越した場合はCS出場権無しとか、もう少しやり方を考えた方がイイのでは?

たすき掛け

CS出場権を2位までにして、ファーストステージはセ・リーグの2位とパ・リーグの優勝チーム、パ・リーグの2位とセ・リーグの優勝チームが争い、その勝者が日本シリーズを争うというのもイイのでは?

今年の場合、巨人対北海道日本ハムファイターズ、ソフトバンクホークス対広島カープ。

確かにこれならポストシーズンっぽくなるだろう。

ただこの形式の難点は同一リーグ同士の日本シリーズが実現してしまうこと。

日本シリーズが広島対巨人とかになってしまうと、それはそれであまり盛り上がらない。

結論

コチラでも書いたがCSをやるのなら2シーズン制の方がイイような気がする。

もちろん2シーズン制にも弊害はあるのでどちらがイイとは言えないが、現状のクライマックスシリーズはシーズン後半の消化試合を軽減するくらいしかメリットが無い気がする。

ホントなら後4チームくらい球団が増えて、リーグが3つくらいに慣ればポストシーズンもいろいろとやり方があるだろう。

しかし狭い日本でさらにチームを増やすのは難しい。

このままの状態のCSを続けていたら、確実に日本シリーズの価値は低くなっていく。

アッサリと1シーズン制への転換を決めたJリーグのようなスピード感が野球界にも必要なんだろう。