ソフトバンク対北海道日本ハム2016年パ・リーグの頂点は


パ・リーグの覇者を決める最後の直接対決。

ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ。

初戦は大谷翔平の好投と陽岱鋼のスーパープレイで日ハムが勝利した。

注目の2戦目、先発は10勝をあげている有原と13勝の武田。

どちらが勝つかわからないが、ソフトバンクは負けると一気に苦しくなるだろう。結果はいかに。

ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ

チーム成績

北海道日本ハムのチーム打率は267、本塁打116本、防御率3.15。

ソフトバンクのチーム打率は260、本塁打106本、防御率3.08。

どちらも見劣りしないがっぷり四つの組合になった。

シーズン開幕間は北海道日本ハムファイターズがここまで強さを発揮するとは思っていなかったが、今の勢いからすればむしろソフトバンクよりも優勢かもしれない。

弱小球団

一昔前はどちらも弱小球団だった。

後楽園球場から東京ドームに本拠地を置いていた日本ハムファイターズ。

青と白のユニフォームからオレンジ色の帽子とヘルメットを被っていた頃の日ハムはホントに弱かった。

西崎幸広というイケメンでスタイルのいいおしゃれなスター選手はいたが、ただそれだけ。

毎年Bクラスが当たり前で、東京ドームも当日券でゆったり野球が見れるほどのダメダメ球団だったのだが、北海道に移ってからは別のチームに変貌した。

ソフトバンクの前身の前身、南海ホークス時代もそりゃ酷いもんだった。

毎年毎年Bクラスで、本拠地の大阪球場はいつも閑古鳥。

まんが「あぶさん」だけが球団の売り物で、それ以外何の特徴もないチーム。

それが福岡に移転しダイエーホークスになってから徐々にチームは変わって行った。

そしてソフトバンクホークスになり、今や球界の盟主の座を巨人から奪い取った感があるほどのチームに成長していった。

約20年前、ガラガラの東京ドームで行われていた日ハム対南海戦を見ていた頃は、今のような姿は想像すらできなかったが、チームって時代とともに変わっていくものなんだ。

最後に笑うのは?

今のところ五分と五分。

9/21の勝利で一歩リードした北海道日本ハムだが、まだゲーム差は1。

今日負ければまた振り出しに戻る大接戦のため、最後までわからない。

んがしかし、有利なのは北海道日本ハムファイターズか?

というのも栗山監督はついに最後の切り札を抜いてきた!

大谷翔平のフル回転。

これまではケガをしないように大事に使い続けてきたが、先発した翌日も打者として起用する決断をした。

大谷の休みの期間が無くなるとチーム力は格段に向上する。

もちろん大谷頼みの状況なため、もし大谷がケガでもしたら一巻の終わりだが、あと残りは10試合を切っている。

このままムチを入れ続け、最後まで逃げ切ってしまうかもしれない。

世紀の大逆転はなるのか?それとも王者ソフトバンクホークスが意地を見せるのか?

後数試合パ・リーグが激アツになっていくだろう。