国内FA権を獲得した中日ドラゴンズの大島洋平がFA権の行使、移籍をチラつかせているらしい。
しかも契約年数よりも金額!金額で評価が低いのであれば他球団の話を聞きたいとの事。
これぞプロ野球選手。お金のことを言うと汚いと思う人も多いようだが、いつ何があるかわからないプロ野球選手。
やっぱり金だよ!ハッキリと宣言する姿勢は好感が持てるね。
大島洋平って
落合野球の申し子
東都リーグの首位打者から社会人へと進みドラフト5位で入団した遅咲きの選手。
だが入団1年目から当時の落合監督の目に止まり開幕スタメン出場。
それ以来ほぼレギュラーとして活躍し、今や中日の不動のセンターとしての地位を確保している。
落合監督がルーキーでしかもドラフト5位の選手をいきなり抜擢した理由は、類まれな守備力。
大島といえば今や代名詞と呼ばれるほどの広い守備範囲。
こんな打球まで捕れるの?と思われる打球まで処理する守備能力はハンパ無い。
守りを重視する落合監督時代に入団したのは、大島にとってはラッキーだっただろう。
打力は?
もちろん大島は守備力だけではない。
シーズン通して3割以上を2度も記録しているし、今シーズンも現時点で299でセ・リーグの9位にランクしている。
長打力は無いが、確実性は打力は大いに魅力がある。
さらに走れる。
走攻守3拍子揃った好選手だ。
ん?コレは巨人が探している2番センターにバッチリのピースなんじゃないか?
FAしたらどの球団が?
大島の年俸は推定9000万円とみられるため、Bランクの選手。
獲得するためには人的補償が必要となる。
近年FA獲得に積極的なのは阪神、ソフトバンク、巨人、ヤクルトあたりの球団。
この中で大島を一番欲しがっている球団はどこだろうか?
確かに2番とセンターを固定できなかった巨人にとっては貴重な存在かもしれない。
あれだけ広い守備範囲があれば、仮にギャレットが残留した場合、レフトの守備位置までフォローしてくれる。
ライトの長野も守備はやる気ない時が多いから、大島の守備力は魅力だろう。
ただどうしても欲しい選手か?と聞かれると・・・な感じもする。
人的補償では痛い目を見ているし、そもそも大島は名古屋出身の生粋の中日の人だし。
読売カラーには馴染めない可能性もあるし。
ただ中日の選手は、井端を筆頭に実力の割には年俸を抑制されているためお得感があるのも事実なんだよなぁ。
食べたいけど食べたら太るし、どうしようかなぁ。。と悩むような感覚だろう。
そんな時は食べるのが正解!我慢してちょっと痩せるくらいならイッパイ食ってその分運動すればイイじゃん!
迷うくらいなら大島くんを獲りに行ってみようか!