首位争いを繰り広げる北海道日本ハムが先発有原の乱調で大敗で首位を明け渡した。
コロコロ入れ替わる状態がこのまま最後までいくのだろうが、唯一二桁勝利をあげている有原の乱調は日本ハムには誤算だろう。
しかし、こんな大敗の試合でも話題をかっさらう男がいる。ハンカチ王子斎藤佑樹だ。
斎藤佑樹の姿
ぶれない王子
7点ビハインドの場面で登板した斎藤佑樹は、油に火を注ぐようなピッチングで3ランを浴び3失点。
最近は投げれば打たれるという逆にぶれない姿勢が好感を持たれるのだろうか?
打たれたほうがニュースになるというキャラを手に入れたようだ。
・・・ってそんなキャラはいらないだろw
7点リードの場面、いわゆる敗戦処理という場面での起用。
これまで幾多の名場面で光り輝いてきた斎藤佑樹には非常に物足りない舞台。
かつて隆盛を極めた大物歌手が街の夏祭りの盆踊り会場で歌うようなものだ。
こんなシーンで起用する栗山監督が悪いんだよ!
斎藤佑樹にはもっと大きなステージが似合うのさ。
とフォローする人達も最早皆無といえるだろう。
斎藤佑樹は今ここで結果を出さなければイケない。ここで輝きを取り戻さなければCS、日本シリーズなんて縁のない場所になってしまうのだ。
街の盆踊りでも精一杯見に来てくれるファンのために熱唱すべきなんだろう。
落ちていく王子
先日10年ぶりにある方と再開した。
その方とは10年前に友人が開催したBBQで知り合ったのだが、その方には当時小学生の子供がいた。
確か10年前お子様とキャッチボールしましたよね?と聞いたところ、そのお子様はすでに大学4年生で就職活動も一段落したとのこと。
その当時キャッチボールをしながら「おっ!いい球投げるねぇ!これは将来のハンカチ王子か?」などとおべんちゃらを使っていたのを思い出した。
そうハンカチ王子という言葉が流行りまくっていたのはすでに10年も前の話。
大学生になるような人達はハンカチ王子?なんか昔聞いたことあるかも?というレベルだろう。
もうだれも斎藤佑樹のことをハンカチ王子なんて呼ばない世代なのだ。
10年も経過すればニュースとしての価値は下がっていく。
いつもいつも炎上するだけで盛り上がる事もそのうちなくなる。
斎藤佑樹の賞味期限はもうギリギリというか、期限切れなのかもしれない。
栗山監督
斎藤佑樹の唯一の救いとすれば栗山監督。
大谷や中谷は厳しい栗山監督だが、なぜか斎藤佑樹には優しい。
いくら2軍で成績を残せなくても定期的に一軍にあげて起用する。
そして炎上しては2軍に戻るの繰り返し。
そんな栗山監督は手腕を買われ来季も続投が決まっている。
栗山監督がいれば、斎藤佑樹もまだ残してもらえるのかもしれない。
んがしかし、いくらなんでも来年が限度だろう。
来年輝かなければさすがに斎藤佑樹も終わってしまうかもしれない。
一向に殻を破れない斎藤佑樹は今何を思うのか?
もしかして、来年という選択肢もなく引退という結論を出す可能性もゼロではないのかもしれない。