ヤクルトの神山田哲人が史上初2年連続トリプルスリー達成へ


ヤクルトの山田哲人がついに30盗塁を達成。

すでにホームランは30本以上、打率は323だが、相当のスランプでもない限り3割を割ることはあり得ないだろう。

ということで2年連続のトリプルスリー達成はほぼ確実となった。

史上初2度めのトリプルスリー

三冠王より難しい?

長いプロ野球史上で、未だにトリプルスリーを2度達成した選手はいない。

昨年パ・リーグでトリプルスリーを達成したソフトバンクの柳田悠岐も今年は達成出来ないことは確実。

それだけトリプルスリーというのは難しい。

過去2年連続で三冠王を獲得した選手は3人もいる。

王貞治、落合博満、ランディ・バース。

高い打撃技術だけを極めれば打撃の三部門の頂点に立つことは出来るのだろう。

しかし、トリプルスリーはただ打つだけでは達成出来ない。

ヒットを打って、ホームランを打って、走るこの3つを高いレベルで極める必要がある。

あのイチローですら達成できなかった偉大な記録なのだ。

それを若干24歳でいとも簡単にやってのけるのだから、山田哲人は本物の神なのかもしれない。

神はどこまで進化する

今正に真の神になりつつある山田哲人だが、まだ24歳、プロ入り6年目。

ということはまだ完成しているわけではなく、発展途上の段階にいる選手なのだ。

来年以降山田哲人はどんな高みを極めていくのだろうか?

山田の目下の目標は40-40なのか?

ホームラン40本、40盗塁。

メジャーではホセ・カンセコが達成した記録だが、日本ではまだ達成者はいない。

元西武ライオンズの秋山幸二が、ホームラン43本、盗塁38とギリギリまで迫ったが、記録は達成出来なかった。

秋山の弱点は何と言っても打率。

その点打率も稼げる山田哲人は、出塁率も高いため40-40の可能性は極めて高い。

ただ山田には40盗塁を達成するために、大きな障壁がある。

それはバレンティン。打ちたがりやのバレンティンは待ってくれない。

バレンティンが盗塁の邪魔さえしなければ、40盗塁は簡単に行けそうなのに。

それとも山田の目標は三冠王なのか?

今年巨人の田原にぶつけられて(ほんとスミマセン)休む前までは、全部門で三冠争いをしていた。

そんな山田にとって最早三冠王は通過点かもしれない。

となれば、史上初の40-40と同時に三冠王獲得!という夢の様な記録を達成するかもしれない。

もう山田の記録を想像するだけでワクワクしてしまう。

こんな選手が自分の応援する球団にいたら、さぞかし幸せだろう。

山田哲人をずっと見続けられるヤクルトファンは、今の時代に生まれたことを心から感謝しよう。