ヤクルトの神山田哲人が背中の痛みを訴えて途中交代。
連続フルイニング出場は316試合で止まってしまったが、そんな記録はどうでもいい。
ケガの具合がどの程度なのか?どのくらいで復帰できるのか?それだけが気がかりで仕方ない。
三冠王を阻むもの
脅威
今更感の投稿になってしまったが、山田哲人の三冠王を阻む一番の脅威は、筒香でもなく坂本でもなくケガだと思っていた。
24歳という若さのためケガには無縁に見えるが、山田は神過ぎるため全ての要素を満たしすぎている。
三冠王を争う筒香は、バッティングは素晴らしいが守備はレフト、そして走力はない。
過去に三冠王を取った選手も野村克也のキャッチャーというのは異常だが、王はファースト、バースもファースト、落合はセカンドも守っていたが主にファースト。
ブーマー、松中は主にDH。
しかし山田はそんな歴代の三冠王を凌駕する。
セカンドという難しいポジションを守り、さらに盗塁王まで狙えるポジションにいる。
現在の盗塁数は27で俊足だけが自慢の選手もいるのに、その選手たちをぶっち切ってトップに立つ。
打撃はもちろん超一流、守備も難しいポジションをこなす、そして走力もリーグトップ。
これだけこなせばそりゃケガをする機会も増えるし、身体にも大きな負担がかかる。
180cmで体重も80キロ無いらしい。
プロ野球界では決して大きく無い体は次第に悲鳴を上げていたのかもしれない。
フルイニング連続出場って?
これだけマルチな才能の選手をヤクルトスワローズは決して壊してはいけない。
メジャーでは、有力選手をスタメンから外し定期的に休ませるし合いを作っている。
メジャーと日本では試合数が違うし、転戦する地域も違う。
一概に同じとは言えないが、日本でも有力選手を定期的に休ませる習慣を作るべきでは無いだろうか?
二刀流を続けている大谷翔平を北海道日本ハムファイターズは必死に守っている。
絶対に守備にはつかせないし、登板後一定間隔の休みを作り野手として出場させている。
球団が一丸となって大谷という宝を守り、そして育てている姿勢が見えてくる。
山田哲人は、もはやヤクルトだけでなくセ・リーグのいや日本プロ野球界の宝。
その他からも守るためにも連続フルイニング出場なんて馬鹿げた記録をつけるのはやめようじゃないか。
筒香、坂本、山田と若き才能が打撃部門三冠で熾烈な争いをしている。
一時は外国人選手に独占されていたタイトルを20台の日本人だけで独占しているのだ。
この高いレベルの争いを最後まで見届けた。
そのためにも山田には絶対に無理をせず、ここはじっくりと休養して華麗に復活して欲しい。
とデッドボールをあててしまった巨人ファンが言うのもなんなのだが。。。