昨年貧打に苦しんだ巨人の一番の泣きどころは4番を固定できなかったこと。
原監督のこれでもか!という程イジりまくった猫の目打線で何とかシーズンをやりくりしたが、やはり中軸はしっかりと固定したいもの。
ということでシーズン開幕前、巨人の4番にはギャレット・ジョーンズがどっかと座ってくれる。はずだった・・・
ギャレットの可能性
シーズン前半戦
シーズン開幕当初こそ4番として活躍したが、その活躍はゴールデンウィークまでも持たなかった。
徐々に成績を落とし、ついには2軍落ちまで経験するほどの体たらく。
前半戦の打率は243。ホームラン12本、打点34。
この成績では4番として期待をかける訳にはいかない。
ギャレットは復活するのか
まずギャレットは復活するのか?という言葉がおかしいかもしれない。
というのも活躍してる姿を日本で見せたわけでは無いのだから。
個人的には、ギャレットに一時のバレンティンやエルドレッドのような活躍を期待する方が難しいと感じる。
6/27のDeNA戦でモスコーソから3本のホームランを放ったが、この時ギャレットには大変申し訳ないが「あ~、これでスタメンから外し難くなったな」と感じてしまった。
それくらいギャレットが活躍する姿が想像できないのだ。
あの重心の高い構え方では、コントロールのいい日本人投手の低めの変化球にはまず対応出来ない。
それならせめて速球にはめっぽう強いとイイのだが、ストレートにも差し込まれる姿をよく見かける。
さらに守備力も高いのならまだイイのだが、ファーストの守備はお粗末極まりない。
もちろん真面目な性格でナイスガイというのは認めるのだが。
どこまで我慢するのか
前半は極力打線をいじらずに、極力オーダーは固定し調子の悪い選手も我慢して使ってきた由伸監督。
しかし広島の背中が遠くなっていった時、もう成績の出せない外国人選手を我慢して使うことはないだろう。
若手中心の起用に切り替え、育てながらクライマックスシリーズを狙う形になるかもしれない。
だがしかし、今の若手にギャレットからスタメンを奪い取るほどの勢いがないのもこれまた事実。
仮にギャレットの代わりに大田を使い続けたとして、大田が1試合3発なんて離れ業を披露することが出来たのだろうか?
そうなればギャレットの爆発に期待をかけるしかなくなる。
年に一度の花火大会くらいの確率なのかもしれないが。。