投打が噛み合いセ界を独走してきた広島カープに陰りが見えてきた。
ヤクルト由規に久しぶりの神宮球場での勝利を献上し、ついに2位巨人と6.5ゲーム差まで迫ってきた。
迫ってきたとはいえまだ6.5ゲームあるのでセーフティリードかもしれないが、ここからが大変なのだ。
広島カープは逃げきれるか?
2位巨人の猛攻
坂本、阿部、村田の調子がピークになり、ピッチャーではマイコラスが復帰し、内海が復調した。
現在の巨人の戦力はほぼ盤石。
このままの勢いなら、かなりのペースで勝ち続けるだろう。
恐らく巨人の戦力の厚さは感じていただろうが、ここまで投打が噛みあうとは想像してなかったのではないだろうか?
オレ自身もまさか今頃村田がこんなに爆発するなんて思ってもいなかったw
首位を走るチームにとっていくら話していても2位のチームの調子は気になるものだ。
広島に足りないもの
広島カープが優勝すれば25年ぶりになる。
その頃の主力選手といえば、野村、江藤、前田、佐々岡、川口、大野。
歴代カープを支えた名選手ばかり。カープファンにとってはレジェンド。
しかし今、そんなレジェンド達はグランドにいない。
そうなんだ優勝経験者がほとんどいないのだ。
今日から巨人との直接対決三連戦。
今のゲーム差を考えれば巨人は崖っぷち。
もはや逆転優勝するためには三連勝しか道は残されていない。
広島カープ側にとって見れば1つ勝てばイイ。
1勝2敗でもゲーム差は1しか縮まらない。
ただその1つ勝つのがどれだけ大変なのか?広島カープの選手たちはその経験がない。
阿部も村田も坂本も菅野も内海も澤村も山口も、巨人の選手たちは追いかけられる苦しみをしっている。
だからどうやって逃げればイイのか?というものを理解している。
しかし広島の選手たちは、まさに今追われる苦しみを味わっている。
もし初戦を落としてしまうと、あと2戦目のどちらか勝てばイイ。
あっ2戦目も負けてしまった、3戦目絶対勝たないと。。。
そんなプレッシャーがかかった時広島の若い選手たちは平常心でいられるのだろうか?
若さがプラスになりそのまま巨人を突き放すのか、プレッシャーに負けてしまうのか?
今年の優勝争いは、首位攻防戦に全てがかかっている。