第4回WBCのメンバーが発表された。
既にメインのメンバーは発表されていたため、今回の発表は追加メンバー。
その追加メンバーに、名立たるメジャーのメンバーが含まれることはなかった。
ダルビッシュ、田中将大、岩隈久志、前田健太。つまりはまぁそういう事だよ。
大谷翔平のWBC
最初で最後
今や日本の宝大谷翔平。
投げては日本最速165キロのあり得ない快速球を武器に二桁勝利。
打っては、同僚中田翔のホームラン数を脅かすほどの22本塁打。
もはや規格外、マンガから出てきたんじゃね?となるほど日本野球界に伝説を刻んだ男大谷翔平。
そんな大谷翔平の来季メジャー移籍を北海道日本ハムファイターズは了承しているらしい。
つまりは、今シーズンが大谷翔平の日本ラストイヤーになる可能性は相当高い。
仮に来季メジャーに移籍しなかったとしても、海外FAまで待つなんてことはほぼ100パーあり得ない。
となれば少なくとも数年の間にはメジャーのどこかの球団で大活躍しているのだろう。
メジャーに行っちゃうとどうなる?
ん?ダルビッシュ、田中将大、岩隈久志、前田健太・・・そうなんだよ。もうWBC日本代表に選出されることは、ほぼ無くなってしまうのさ。
つまりは、第4回WBCが大谷翔平にとって最初で最後のWBCになる可能性が極めて高いということだ。
世界大会でのスターの姿
今年50歳になるキングカズことサッカー界のレジェンド三浦知良は、ワールドカップに出場したことはない。
フランスワールドカップの当時岡ちゃんの愛称で親しまれた日本代表監督の岡田氏は、本戦直前代表からカズを外した。
当時のチームにとってカズを外すことは苦渋の決断であっただろうが、岡田監督にとっては最善の策だったのだろう。
ただフランスワールドカップは、結果としては3戦全敗という形で終えることになった。
そんなことなら日本の宝キングカズに最後のワールドカップを存分に堪能させてあげれば良かったのに。そんな声も聞かれたが、世界の舞台でキングカズのプレイを見ることは出来なかった。
世界大会というのは毎年あるわけではない。
4年に一度。だから面白いし難しい。
プロ野球やサッカーの選手は、4年に一度の世界大会を目標に身体を作り上げている訳ではない。
4年に一度の大会に必ずしも自分のピークが来る訳ではない。
ちょうどケガで休んでいるときに世界大会が開催されることだってある。
だからこそ最高のピーク、最高潮の大谷翔平が世界大会に臨む。
しかも最後のWBCになるかもしれない!今のところマスコミは大々的に報道しないが、本当にイイの?
第4回WBCを見逃したら、もう大谷翔平が侍ジャパンのユニフォームを着る可能性は極めて低いんだよ!
第4回WBCは、日本にとって特別な大会になることだけは間違いない。