陽岱鋼の巨人移籍が確定的になったようだ。
これでFAでDeNAの山口俊、福岡ソフトバンクホークスの森福允彦、北海道日本ハムファイターズから陽岱鋼と3人の補強に成功。
ラミレス、グライシンガー、クルーンを獲ったときのような本気ぶりが見えてきた。
これで来季の戦力は溢れかえるほど整った。
しかしFA移籍はポーカーゲーム。ビッグカードを獲得したと同時に失うカードもある。巨人が失う2枚のカードはどうなるのか?
プロテクト予想
プロテクトリストはどうなる?
プロテクトリスト予想に関してはこちらのエントリーを見て欲しい。
ここでは外れる予想の選手を見ていきたい。
西村健太朗
昨シーズン故障の影響で1試合しか登板の無かった西村は、今シーズン一応復帰したものの27試合の登板に終わった。
かつての守護神は、あの頃の輝きは失いつつある。
プロテクトから外れる可能性が高く、投手陣の補強を重視しそうなDeNAは獲得するかも?
江柄子裕樹
今シーズン2軍のエースとして大活躍を見せたエガちゃんは、プロテクトリストギリギリの投手。
年齢は30歳ともはや若手ではないが、今シーズンの2軍での快投を見れば他球団なら確実に起用されているだろう。
DeNA、日本ハムとも欲しい投手だと思うが。
長谷川潤
育成ドラフトから1軍での登板を果たしたシンデレラボーイ。
2軍では7勝5敗と結果を残し、来年の飛躍が期待されるがプロテクト入りするのか?正直微妙な立ち位置だろう。
藤村大介
かつての盗塁王も年々出場試合数を減らし、今シーズンはわずか5試合の出場に留まった。
セカンド争いは熾烈を極め、もはや藤村の居場所はスタメンには用意されていないのでは?
貴重なユーティリティプレイヤーで走力もある。機動力を重視する日本ハムには最適か?
中井大介
大田とともに飛躍が期待されていた中井だが、結局花が咲かずに9年の歳月が過ぎてしまった。
このままじゃブレイクし切れずに終わる可能性が高い。
仲の良かった大田と同じ北海道の地を踏むなんてことがあるのだろうか?
吉川大幾
昨年はテレビカメラも騙すほどのスーパーキャッチで沸かせた吉川だが、層の厚い内野陣の壁を超えきれずにいる。
来年さらに層が厚くなる巨人野手陣。出場機会はさらに減るだろう。
松本哲也
独特の天秤打法で最優秀新人王に輝いた松本哲也も伸び悩んでいる。
立岡がダメ、大田がダメ、橋本がダメ、で松本が起用されても、首脳陣の目を引くような活躍は出来なくなっている松本。
足も速くバッティングは使い続ければ結果を出せる確率は高い。
外野手を放出した日本ハムはプロテクトから漏れたら獲得に走るか?
プロテクトリストはどうなるかわからないが、巨人はプロテクトから漏れても人材が豊富なことが改めてわかる。
さぁどの人材を失うのか?