澤村拓一背信投球で菅野の10桁を消す!厳冬更改ってあり


巨人のマッスルクローザー澤村拓一がまた期待を裏切ってしまった。

2点リードを守れず菅野の4年連続2桁勝利を消してしまった。

菅野の勝利を奪ってしまったのは今年3回目になるが、大事なゲームで立て続けに勝利を献上してしまう。

そんな澤村が厳冬更改って本当なんだろうか?

セーブ王

今季の澤村

昨年クローザーに転向した澤村は、60試合に登板し36セーブ、防御率1.32と守護神として完璧な仕事をしてくれた。

今年もここまで58試合に登板して37セーブをマーク。

セーブ王はほぼ確実な状態になっている。

しかし防御率は昨年より下がり2.61。

広島との首位攻防戦や菅野の二桁勝利がかかったゲームなど大事な試合で、セーブを失敗するケースも目立つ。

今年の契約更改では厳冬を覚悟するように!なんて記事があるが、たかが数試合セーブを失敗しただけで、ホントに給料が下がるのなら、あんなキツいクローザーなんて仕事誰もやりたがらないだろう。

先発完投

日本のプロ野球ではメジャーとは違い、原則ローテーションは中6日。

登板間隔が開いているため、出来れば先発投手には完投もしくは7~8回までは投げて欲しい。

しかし今年の巨人の先発投手が最後まで投げきったのは、菅野が5回、田口が2回・・・だけなのだ。

それ以外の試合はすべて継投となり、中継ぎ抑えに負担がかかっている。

そんな頼りない先発投手陣を支えて2位に踏みとどまっているのは間違いなく救援陣の活躍なのは間違いない。

マシソンが66試合、田原が60試合、山口が58試合、澤村が58試合。

ここまで負担をかけておいてたまに失敗したからと言って減俸なんてどの口が言っているのだろうか?

絶対的クローザー

あの投手が出てきたらもう終わり。

絶対的守護神という幻想をみんな抱き過ぎているのではないだろうか?

絶頂時の大魔神佐々木はもう出てきただけで試合が終わった感を球場全体に漂わせた。

昨年のヤクルト優勝の原動力となったバーネットもほぼ完璧な救援を見せた。

んがしかし、そんな絶対的と呼ばれるクローザーはそうそう現れるものではない。

楽天の松井裕樹も絶対的存在になりつつあるが、まだ松井が出てきたらお終いというレベルまでは達していないように感じる。

澤村にはもう出てきただけで終わりだ!というオーラを出すことは出来ないかもしれないが、37試合も試合をぶち壊すこと無く逃げ切ってきたのだ。

クローザーという重労働を一年続けてきた澤村の給料が上がらないのなら、巨人の救援陣は暴動を起こすだろう。

もっとクローザーという仕事を保護してあげないとブラック企業と呼ばれちゃうよ。