昨夜巨人のエース菅野は2人のキラーに粉砕されてしまった。
安部友裕と田中広輔。
防御率1点台を誇る巨人、いや今や日本のエース菅野智之がなぜ特定の選手にだけ打たれてしまうのだろうか?
2人の菅野キラー
田中広輔
今年の好調カープを支えているのは間違いなく田中、菊池、丸のセンターライン。
強いチームは投手を中心としたセンターラインが充実している。これ間違いない。
そんな田中は東海大相模から東海大学、と巨人のエース菅野と同級生。
同級生だからといって菅野のタマをそう簡単に打てるのだろうか?
ただでさえホームランを打たれない菅野が、7月28日の対戦で田中から2連発をくらった。
昨夜も勝負どころでチームに勢いを作るタイムリーツーベース。
本人は、菅野とはタイミングが合う。勝負どころでは必ずスライダーがくる。と言っているが、相性だけでここまで打たれるとは驚きだ。
安部友裕
今年はレギュラーに定着しつつある安部友裕。
2007年の高校生ドラフト1位らしいのだが、正直今年になるまでほとんど知らない存在だった。
この安部も菅野とは相性がよく隠れた菅野キラー。
昨夜も菅野からソロホームランを放ち、見事な逆転劇を演出した。
なぜ2人はこんなに菅野を打てるのだろうか?
タイミングが合う
田中広輔は明確にタイミングが合うと言っているので、やはり間が合うんだろう。
菅野の投球フォームはクセのない本格派だけにタイミングは取りやすいのかもしれない。
しかしそれを上回るストレート、スライダー、ワンシーム、そして絶妙なコントロールがあるから打たれないんだが・・・
バッティングはタイミングが一番大事ということだ。
癖がわかる
どうしても相性が悪い。あの投手だけ打てるというバッターの中で、自分だけにしかわからないクセを見抜いているケースが有るらしい。
田中と安部はタイミングが合うだけでなく、何かの球種を投げる時の微妙な違いを感じ取れてるのかもしれない。
全員が分かってたらチーム全体が打てるはずだし。
もし特定のエースのクセがわかるのだとしたら、それだけでプロとしては財産だろう。
菅野が意識しすぎ
対戦成績って毎年同じじゃないものだ。
去年あの投手を全く打てなかったが、翌年研究し打てるようになった!なんて事はよくある話。
菅野は特に同級生の田中に対してムキになり過ぎてるのではないだろうか?
他の球団との対戦では、特に対戦相手を気にせず自分のピッチングを飄々と続けている。
しかし広島戦の特定の打者に対しては意識しすぎて、普段の菅野では無くなっているのかもしれない。
何はともあれ、よりによって目の前の相手に天敵が2人もいたんじゃ、厳しい戦いになるよなぁ。。