腰を痛めPGAツアーを欠場中の石川遼が、国内男子ツアー「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」でツアー復帰2戦目。
今回は弟との兄弟出場となったが、どれだけ回復しているのか?注目が集まる。
やっぱりこの男がツアーにいないと日本のゴルフは盛り上がらない。
石川遼
今シーズン2戦目
今シーズン日本ツアー2戦目となる石川遼だが、回復具合が気になるところ。
前回の日本プロゴルフ選手権はまさかの127位で予選落ち。
5ヶ月ぶりの復帰とはいえ、あれだけ強かった石川遼がここまで負けるとは?正直驚きだった。
昨年ギリギリでPGAツアーのシード権を獲得し、帰国後の日本ツアーではメジャーを含む2勝。
やっぱり日本ではその強さが極まった。
んがしかし、小さい頃からトップを突っ走ってきた彼の身体は徐々に悲鳴を上げていたのだろう。
今シーズンは、PGA開幕当初から調子が上がらず、ついに腰痛で戦線離脱。
現在は公傷申請をしているようだが、来季も厳しい戦いは続くだろう。
日本ツアー復帰はないのか?
もしPGAの公傷制度が認められたとしても、来季出場できる試合数はかなり少ない。
その中で上位に食い込みシード権を勝ち取るのは並大抵の事じゃない。
リオオリンピックのゴルフ代表監督を努めた丸山茂樹も石川遼の日本ツアー復帰を推奨している。
アメリカで結果が出ないのであれば、もう一度日本ツアーで頂点を狙ってはどうだろうか?
アメリカツアーは大きなストレスがかかる。
英語でのコミュニケーションをあまり磨かず、孤高の闘いを続ける松山英樹は、あまりストレスを感じていないのかもしれない。
しかしファンサービスを大事にし、マスコミの対応も常に優等生タイプの石川遼は、アメリカでの闘いに疲れを感じているのかもしれない。
確かにファンとしては、ジェイソン・デイやリッキー・ファウラー達と肩を並べて歩く石川遼の姿を見てみたい。
だが今の身体の状況でアメリカツアーを転戦するのは無理があるのではないだろうか?
もう一度日本で輝いていた頃の石川遼を取り戻し、もう一度PGAツアーに復帰すればイイ!
東京オリンピック
そして4年後の東京オリンピック。
誰もが待ち望んでいるのは、松山英樹と石川遼の2大スターが日本代表としてオリンピックに出場すること。
4年後石川も松山も20代後半。脂が乗り切った全盛期の姿が見られるはずだ。
この2人がチームワークを組んで、団体戦で戦ってくれたらこれほど嬉しいことはない。
だから今、石川遼は日本ツアーに戻りもう一度刀を研ぎ直して、4年後に金色のメダルを狙う存在まで登りつめて欲しい!